デッドビート・クラブ
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「デッドビート・クラブ」 | ||||||||
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The B-52's の シングル | ||||||||
初出アルバム『Cosmic Thing』 | ||||||||
B面 | 惑星クレア(Live) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
7インチ・シングル 12インチ・シングル | |||||||
録音 | ニューヨーク州、ウェスト・ハーレー、ドリームランド・レコーディング・スタジオ | |||||||
ジャンル | ロック、ニュー・ウェイヴ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | リプリーズ・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ケイト・ピアソン フレッド・シュナイダー キース・ストリックランド シンディ・ウィルソン | |||||||
プロデュース | ナイル・ロジャース | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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「デッドビート・クラブ」(Deadbeat Club)は、The B-52'sが1989年に発表した楽曲。
概要
[編集]リッキー・ウィルソンをエイズで失ってから間もなく、キース・ストリックランドは本作品のメロディを書いた。当初のタイトルは「There Is a River」といった。ストリックランドは1990年、音楽雑誌『スピン』のインタビューに対し次のように答えている[2]。
初期の頃、僕らはこんなふうにたむろしてコーヒーを飲みながらよくおしゃべりした。アセンズにおけるカフェ・ソサエティみたいなものさ(注・カフェ・ソサエティはニューヨークにあったナイトクラブ)。誰も働いてなかったみたいだし、かと言って何をするわけでもなかったから、友だちは「このナマケモノ(deadbeat)ぞろいが」って言ってたよ。だから僕らは「自分らは "the deadbeat club" なんだ」と冗談を飛ばしていた。あるときフレッドとケイトとシンディに曲を聴かせたら、3人はいきなりデッドビート・クラブについて歌い始めた。メロディが彼らの中の何かを呼び覚ましたんだ。それは僕が曲を書いたときにちょうど頭に浮かんでいたことだった。リッキーの思い出を僕はひとことも口にしなかったけれど、彼らはそれをすくい上げてくれた。本当に自然発生的だった。「デッドビート・クラブ」は僕らが歌ったもっとも自伝的な曲の一つだね。
語り手は「Allen's」という店に行き、25セントのビールを飲みながらジュークボックスから流れる、?とザ・ミステリアンズの「96つぶの涙(96 Tears)」を聴く。Allen's はジョージア州アセンズの近郊のノーマルタウンに実際にあったハンバーガーショップ兼ナイトクラブである。
1989年6月27日に発売のアルバム『Cosmic Thing』に収録され、1990年2月にシングルカットされた。B面は「惑星クレア」のライブ・バージョン(1989年12月2日、クリーブランド公演)[1]。7インチ盤のほか12インチ・シングルも発売された。プロデュースはナイル・ロジャース。
ビルボード・Hot 100で30位を記録した。
ミュージック・ビデオにはマイケル・スタイプがカメオ出演している(R.E.M.はアセンズで結成された)。