デビッド・トムズ
David Toms | |
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基本情報 | |
名前 | デビッド・トムズ |
生年月日 | 1967年1月4日(57歳) |
身長 | 178 cm (5 ft 10 in) |
体重 | 73 kg (161 lb) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アメリカ・ルイジアナ州モンロー |
経歴 | |
プロ転向 | 1989年 |
成績 | |
優勝回数 |
米国ツアー:13勝 メジャー:2001年全米プロゴルフ |
初優勝 | 1997年クワッドシティ・クラシック |
世界ランク最高位 | 5位 |
賞金ランク最高位 | 3位(2001年) |
デビッド・トムズ(David Toms, 1967年1月4日 - )は、アメリカ・ルイジアナ州モンロー出身の男子プロゴルファー。2001年の全米プロゴルフ選手権優勝者である。これまでにアメリカPGAツアーで13勝を挙げる。世界ランキング自己最高位は5位。
ルイジアナ州立大学を卒業後、1989年にプロ入り。1992年からPGAツアーに参戦を開始し、1997年の「クワッド・シティ・クラシック」でツアー初優勝。2001年の全米プロゴルフ選手権でメジャー初優勝を達成した時、第3ラウンドの最終組を日本の片山晋呉選手と一緒に回った。トムズが15番ホール(パー3)でホールインワンを決めると、最終18番ホールで片山の第2打が“水切りショット”の奇跡を起こし、この最終組が大会3日目を大いに盛り上げた。片山は結局4位タイで終わったが、かぶっていた帽子から「カウボーイ・シンゴ」という愛称で呼ばれ、アメリカでも一躍人気者になる。その片山の活躍を引き出したのがトムズだった。
2002年12月、メキシコで開催された世界ゴルフ選手権の「EMCワールドカップ」にフィル・ミケルソンとコンビを組んで出場する。丸山茂樹と伊沢利光のコンビによる日本チームと優勝争いを繰り広げたが、最終日の18番ホールで、フォアサム(2人組の選手が、交互にボールを打ち合う競技方式)の第2打をトムズがミスしてしまう。(すなわち、ミケルソンが打った第1打を、続いてトムズが打つことになる。)これで日本チームは45年ぶりのワールドカップ制覇を決め、伊沢と丸山は“世界一”の名誉を日本にもたらした。
2003年のシーズンオフに受けた左手首の手術を克服し、2005年2月最終週の世界ゴルフ選手権第1戦「アクセンチュア・マッチプレー選手権」で初優勝を飾る。この大会では、2年前の2003年に決勝でタイガー・ウッズに敗れた準優勝があったが、2年ぶり2度目の決勝戦でクリス・ディマルコを 6 アンド 5 の大差で下した。アクセンチュア・マッチプレー選手権では上位進出の常連選手のひとりで、“マッチプレー巧者”としても知られる。2006年は1月第2週の「ソニーオープン・イン・ハワイ」で優勝した。
日本のトーナメントでは、中日クラウンズに出場したことがある。
プロ優勝 (17)
[編集]PGAツアー優勝 (13)
[編集]Legend |
メジャー大会 (1) |
世界ゴルフ選手権 (1) |
Other PGA Tour (11) |
No. | Date | Tournament | 優勝スコア | 打差 | 2位(タイ) |
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1 | 1997年7月13日 | Quad City Classic | −15 (67-66-67-65=265) | 3打差 | ブランデル・チャンブリー |
2 | 1999年8月22日 | スプリント・インターナショナル | 47 pts. (16-13-10-8=47) | 3打差 | デビッド・デュバル |
3 | 1999年10月3日 | ビュイック・チャレンジ | −17 (68-66-66-71=271) | 3打差 | スチュアート・アップルビー |
4 | 2000年10月8日 | ミケロブ選手権 | −13 (68-70-67-66=271) | Playoff | マイク・ウェア |
5 | 2001年5月6日 | Compaq Classic of New Orleans | −22 (66-63-64=266) | 2打差 | フィル・ミケルソン |
6 | 2001年8月19日 | 全米プロゴルフ選手権 | −15 (66-65-65-69=265) | 1打差 | フィル・ミケルソン |
7 | 2001年10月7日 | ミケロブ選手権 | −15 (64-70-67-68=269) | 1打差 | カーク・トリプレット |
8 | 2003年5月11日 | ワコビア選手権 | −10 (70-69-66-73=278) | 2打差 | ロバート・ガメス |
9 | 2003年7月29日 | フェデックス・セントジュード・クラシック | −20 (68-67-65-64=264) | 3打差 | ニック・プライス |
10 | 2004年5月30日 | フェデックス・セントジュード・クラシック | −16 (67-63-65-73=268) | 6打差 | ボブ・エステス |
11 | 2005年2月27日 | アクセンチュア・マッチプレー選手権 | 6 & 5 | クリス・ディマルコ | |
12 | 2006年1月15日 | ソニーオープン・イン・ハワイ | −19 (66-69-61-69=261) | 5打差 | チャド・キャンベル, ロリー・サバティーニ |
13 | 2011年5月22日 | クラウンプラザ・インビテーショナル・アット・コロニアル | −15 (62-62-74-67=265) | 1打差 | チャーリー・ウィ |
ナイキツアー (2)
[編集]No. | Date | Tournament | 優勝スコア | 打差 | 2位 |
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1 | May 28, 1995 | NIKE Greater Greenville Classic | −21 (67-66-68-66=267) | Playoff | トム・シェラー |
2 | Jul 20, 1995 | NIKE Wichita Open | −19 (67-67-68-67=269) | Playoff | E.J.フィスター |
その他 (2)
[編集]- 1999 ハッサン2世ゴルフ・トロフィー
- 2009 CVSケアマーク・チャリティ・クラシック (with ニック・プライス)