デビル17
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『デビル17』(デビルセブンティーン)は、著者:豪屋大介、イラスト:藤渡のライトノベル作品。富士見ファンタジア文庫より単行本が6巻まで出ている。ライトノベルにしては過激・残酷な描写や性描写も多い作品[1][2]。
ストーリー
[編集]平凡な高校生・黒江徹(くろえとおる)は、修学旅行の際にテロ事件に巻き込まれ、同級生を殺されていく。しかし、ふとしたことから圧倒的な力に目覚め、テロリストを射殺してしまう。実は彼は遺伝子操作で生み出された超人であり、その日から徹の衝撃的な学園生活が始まるのであった。
登場人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 黒江徹
- 本作の主人公[3]。17歳。ごく普通の少年だったが、ある事件で超人的な力に目覚める。
- フェンリル
- 徹の相棒で秘密組織「エンジェル」のリーダーの女性。
- 真嶋みさき
- 徹の同級生。小説とコミカライズの両方に登場している数少ない人物。
専門用語
[編集]- アウトフィット
- 徹を創造した秘密結社。既に壊滅している。
- エンジェル
- 徹に忠誠を誓う女性達の組織。
- ノバ
- 徹に忠誠を誓う男性達の組織。
コミカライズ
[編集]作画:西条真二によって『月刊ドラゴンエイジ』(富士見書房ブランド)においてコミカライズ版『デビル17 放課後の凶戦士』が連載され、全6巻が発売されたが、冒頭以外はストーリーも登場人物も大きく異なっている。
書誌情報
[編集]小説
[編集]- 著者:豪屋大介、イラスト:藤渡『デビル17』富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、既刊6巻(未完)
- みなごろしの学園 2004年1月20日発売 ISBN 978-4-8291-1584-8
- 復讐のサマータイム 2004年7月17日発売 ISBN 978-4-8291-1634-0
- 要塞学園(上) 2004年10月20日発売 ISBN 978-4-8291-1662-3
- 要塞学園(下) 2004年12月18日発売 ISBN 978-4-8291-1673-9
- 鮮血の学園祭(上) 2005年5月20日発売 ISBN 978-4-8291-1719-4
- 鮮血の学園祭(中) 2005年6月18日発売 ISBN 978-4-8291-1730-9
コミック版
[編集]- 原作:豪屋大介、作画:西条真二 『デビル17 放課後の凶戦士』富士見書房〈ドラゴンコミックスエイジ〉、全6巻
- 2005年3月29日発売 ISBN 4-04-712396-X
- 2005年5月30日発売 ISBN 4-04-712405-2
- 2005年7月28日発売 ISBN 4-04-712415-X
- 2005年11月29日発売 ISBN 4-04-712432-X
- 2006年2月27日発売 ISBN 4-04-712442-7
- 2006年3月28日発売 ISBN 4-04-712447-8
出典
[編集]- ^ 大森望・三村美衣『ライトノベル☆めった斬り!』太田出版、2004年12月24日初版発行、212頁。ISBN 4-87233-904-5。
- ^ 『ライトノベル文学論』NTT出版、2008年10月31日初版発行、163 - 164頁。ISBN 978-4-7571-4199-5。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2006』宝島社、2005年12月10日、80頁。ISBN 4-7966-5012-1。