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デムナ・ヴァザリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Demna
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デムナ・ヴァザリア
生誕 Demna Gvasalia
(1981-03-25) 1981年3月25日(43歳)
スフミ, グルジア・ソビエト社会主義共和国, ソビエト連邦
教育

トビリシ国立大学

アントウェルペン王立芸術学院
職業 Fashion designer
レーベル
配偶者
Loïk Gomez (結婚 2017年)
署名
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デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia、1981年3月25日 - )は、ジョージア出身のファッションデザイナーである。2014年、ファッションブランド「ヴェトモン」を立ち上げ[2]、2020年に同ブランドから退任後[3]ケリング・グループのブランド「バレンシアガ」のアーティスティック・ディレクターに就任[4]。弟は、グラム・ヴァザリア。

経歴

[編集]

ジョージア人の父親とロシア人の母親のもとに生まれる。12歳でアブハジア紛争に巻き込まれ生まれ故郷を去りトビリシに移住。1997年、トビリシ国立大学に入学。国際経済学を学んだ。2001年に学位を取得。同年、ドイツのデュッセルドルフに移り住む。ベルギーのアントワープに移住、その後アントワープ王立芸術学院へ入学した。2006年、同学院のファッションデザイン学科修士課程を卒業した[5]

2009年、アントワープにて、中里唯馬などとショールームを開設[6]メゾン マルジェラのレディースデザイナーとしてキャリアをスタート。

2013年、ルイヴィトンのウィメンズのシニア・デザイナーに抜擢。

2014年、ファッションブランド「ヴェトモン」を設立[2]。同年10月、パリで初となるウィメンズのプレタポルテ・コレクションを発表する。2015年10月7日、バレンシアガのアーティスティック・ディレクターに就任[4]

2016年3月、アーティスティック・ディレクターに就任後初となる2016年秋冬ウィメンズコレクションのランウェイショーを開催。

2020年、自身のブランド「ヴェトモン」を退任した[3]

脚注

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  1. ^ Quick, Harriet (14 May 2016). “Demna Gvasalia:目前来说没谁继承了巴黎世家”. 29 July 2016閲覧。
  2. ^ a b 株式会社未来ガ驚喜研究所 (2022年3月9日). “ラグジュアリーストリートスタイルの火付け役。デムナ・ヴァザリアが手掛けたVETEMENTSやBALENCIAGAの名作約100点を期間限定で展示・販売”. PR TIMES. 2023年2月5日閲覧。
  3. ^ a b SAM ROGERS (2019年9月20日). “ヴェトモンを去るデムナ・ヴァザリアがもたらしたファッション革命。”. VOGUE JAPAN. 2023年2月5日閲覧。
  4. ^ a b 新生バレンシアガを率いる異色のクリエイティブ頭脳とは。デムナ・ヴァザリア インタビュー。”. VOGUE JAPAN (2016年9月8日). 2023年2月5日閲覧。
  5. ^ 竹内 菜奈 (2018年7月15日). “マルジェラやデムナらを輩出したアントワープの学生が着るリアルクローズは?”. wwdjapan.com. 2023年2月5日閲覧。
  6. ^ Pernet, Diane (2009年3月6日). “A visit to FFI Showroom” (英語). A Shaded View on Fashion. 2023年5月9日閲覧。