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デュシタニ京都

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
デュシタニ京都
ホテル概要
設計 戸田建設
施工 戸田建設
階数 B2 - 4階
レストラン数 6軒
部屋数 147室
敷地面積 4696.04 m²
延床面積 17539.24 m²
開業 2023年9月1日
最寄駅 京都駅
所在地 〒600-8327
京都市下京区西洞院町466番
位置 北緯34度59分31秒 東経135度45分18秒 / 北緯34.99194度 東経135.75500度 / 34.99194; 135.75500座標: 北緯34度59分31秒 東経135度45分18秒 / 北緯34.99194度 東経135.75500度 / 34.99194; 135.75500
公式サイト 公式サイト
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地図
地図

デュシタニ京都（デュシタニきょうと、英: Dusit Thani Kyoto）は、タイの大手ホスピタリティグループ、デュシット・インターナショナルが手掛ける高級ホテルである。

開業までの経緯

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2017年3月、デュシット・インターナショナルは日本でデュシットブランドのホテルを展開するためにビジネスホテルチェーン、イーホテルの持株会社であるColours International（カラーズ・インターナショナル）と合弁会社Dusit Colours（デュシットカラーズ）株式会社を設立することに合意する [1]。京都にデュシタニホテルを開業する計画は、2019年2月に元植柳小学校跡地活用事業者の選定作業で、タイの高級ホテル誘致案[2] [3]を提示した安田不動産が選定されたことで正式に決定した。

安田不動産の提案書では、デュシタニ京都の開発・運営をDusit Coloursと、同社をデュシット・インターナショナルと共に設立したColours Internationalに委託するされていた[4]。しかし、Colours Internationalは資金調達難からデュシタニ宇都宮の開発に行き詰っていた[5]2019年にデュシタニホテルの事業から撤退したため[注 1]（「Colours International#資金調達難によるつまずきから撤退へ」を参照）、翌2020年からデュシタニ京都の開発はデュシット・インターナショナルと安田不動産が進めていたとみられる。

安田不動産のプレスリリースでは、D&Jがデュシタニ京都の運営を行う[9]とされているが、求人はDusit Japan株式会社が行っている[10]。

→詳細は「Colours International § デュシタニホテル開業計画」を参照

立地

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京都駅から北に850 m、西本願寺から東に200 m、京都市営地下鉄烏丸線の五条駅から南西に450 mにある、西洞院町に位置している。番組小学校のひとつであった京都市立植柳小学校の跡地。

交通アクセス

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  • 路線バス
    • 西洞院正面バス停 下車すぐ
    • 七条西洞院バス停から北へ約305m（徒歩 約4分）[11]
      • 梅小路公園・ＪＲ梅小路京都西駅前バス停から京都市バス205号系統
    • 西本願寺前バス停から東へ約225m（徒歩 約3分）[11]
      • 二条城前バス停から京都市バス9号系統

施設

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地下2階、地上4階建てで、中庭を備えている[12]。

客室
147室ある客室の種類には、131室のデラックスルーム（40 m2）、デラックススイート（80.5 m2）、コーナースイート（88 m2）、1室だけのインペリアルスイート（173 m2）がある[13]。
中庭
地下一階中央に日本庭園が設けられている[14]。
飲食施設
Ayatana（アヤタナ）
タイ料理レストラン[15]
Kati（カティ）
タイデザートアトリエ[15]
紅葉（こうよう）
鉄板焼きレストラン[15]
Den Kyoto（デン・キョート）
地下のバー[15]
Tea Salon
日本茶カフェ[15]
The Gallery
アフタヌーンティーなどを楽しめるカフェ[15]
（飲食施設では、デュシット・インターナショナルが運営する農場で収穫された食材を提供する予定である[16] [17]。）


その他施設
デバラナウェルネス
スパトリートメント施設[18]
プール
ジム
植柳コミュニティセンター
まちの賑わいを創造する地域拠点[9]
ウェディング会場 （地下1階）
UNKAI雲海（250 m2）112名収容[19]
KOUTEN高天（75 m2）32名収容[19]

持続可能性（サステナビリティ）

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ホテルから排出される生ごみを堆肥化し、それをデュシット・インターナショナルが運営する農場で使用し、そこで収穫された食材を顧客に提供することで持続可能性（サステナビリティ）のコンセプトを実践していく予定である[16] [17]。

脚注

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注釈

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  1. ^ デュシットブランドのホテルを日本に展開することを目的に設立されたDusit Coloursに当初、Colours Internationalは51％出資していた[6]が、Dusit ColoursがD & J 株式会社に名称を変更した2019年[7]、D&Jはデュシット・インターナショナルが100％出資する完全子会社となっていた[8]ため、Colours Internationalがコロナ禍以前にデュシタニホテルの事業から撤退していたことが浮かび上がった。

出典

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  1. ^ “タイのホテルが日本進出　まず京都、20年までに”. 日本経済新聞　電子版. (2017年3月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO14632110Y7A320C1TI5000/ 2022年9月21日閲覧。 
  2. ^ “元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者選定結果及び講評” (PDF). 元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会 (2019年2月19日). 2022年9月21日閲覧。
  3. ^ “元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者の選定について”. 京都市 (2019年2月19日). 2023年7月9日閲覧。
  4. ^ “『安田不動産提案書』（3）” (PDF). 安田不動産株式会社. p. 3. 2022年9月21日閲覧。
  5. ^ “宇都宮駅東口の高級ホテル、コロナ禍で開業未定に”. 日本経済新聞　電子版. (2020年6月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59827350R00C20A6L60000/ 
  6. ^ “デュシット、日本出店に向け合弁会社設立－1号店は京都”. Travel Vison (2017年3月29日). 2022年9月21日閲覧。
  7. ^ “D&J株式会社（旧名称：Dusit Colours株式会社）”. 全国法人リスト. 2022年9月21日閲覧。
  8. ^ “Annual Report 2019”. Dusit International. p. 273. 2023年4月14日閲覧。
  9. ^ a b “「デュシタニ京都・植柳コミュニティセンター」竣工”. 安 田 不 動 産 株 式 会 社 (2023年6月22日). 2023年6月23日閲覧。
  10. ^ “デュシタニ京都”. ホテル求人ドットコム. 2023年4月21日閲覧。
  11. ^ a b “西洞院正面”. NAVITIME JAPAN. 2024年3月1日閲覧。
  12. ^ “京都に本年開業する日本初出店のホテル2軒の概要を発表 ラグジュアリー・クラスのホテル「デュシタニ京都」とライフスタイル・ホテル「ASAI京都四条」”. デュシット・インターナショナル. 2023年3月6日閲覧。
  13. ^ “デュシット、2023年開業の高級ホテル「デュシタニ京都」と地域の活気楽しむ「ASAI 京都四条」。タイ主要経営陣らが日本初進出をPR”. 株式会社インプレス (2023年2月20日). 2023年2月26日閲覧。
  14. ^ “【デュシタニ 京都】タイのホスピタリティを体感できる！デュシタニ京都 - デュシット ホテル 滞在記 / 宿泊記”. MEASURETRIP (2023年9月11日). 2023年9月22日閲覧。
  15. ^ a b c d e f “ダイニング”. デュシット・インターナショナル. 2023年3月6日閲覧。
  16. ^ a b “独自の茶畑運営に着手。日本初出店の京都の2軒のホテルでサステイナブルな活動を開始”. デュシット・インターナショナル (2023年7月31日). 2023年8月5日閲覧。
  17. ^ a b “サステナビリティの取り組み第2弾として独自の野菜畑「デュシット・ファーム」を開設”. デュシット・インターナショナル (2023年8月4日). 2023年8月5日閲覧。
  18. ^ “デバラナウェルネス”. デュシット・インターナショナル. 2023年7月5日閲覧。
  19. ^ a b “ウェディング”. デュシット・インターナショナル. 2023年10月23日閲覧。

外部リンク

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