デラべっぴん
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デラべっぴん | |
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ジャンル | アダルト雑誌 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 | 英知出版(後にメディアックス) |
刊行期間 | 1985年 - 2004年12月25日 |
URL |
dxbeppin |
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言語 | 日本語 |
運営者 | ジーオーティー |
開始 | 2015年 |
デラべっぴん (英語: Deluxe Beppin) とは、英知出版(後にメディアックス)から出版されていたアダルト雑誌。
概要
[編集]1985年創刊。英知出版の『ベッピン』とともにアダルト雑誌の1つのフォーマットを作った[1]。
創刊時からのキャッチコピーは「もっと女を愉しみたいマガジン」。体位講座他様々なエロシチュエーションを現実化。全盛期はフォト小説、フォト激画、フォト激情など、男女の性描写と官能小説で綴られる企画ページの他、質感あるヌードグラビアが人気を誇った。小森愛、三崎ちひろ、美穂由紀らがグラビアを飾った。
最盛期の部数は50万部[2]を誇ったが、1990年代半ばに失速し、幾度かのリニューアルを経て、2004年12月25日に休刊[3][4]。
2015年に、ジーオーティー運営のウェブサイト『デラべっぴんR』として復活している。
サブカルチャー誌としての一面も持ち、「エヴァンゲリオン」テレビシリーズ終了後、1996年6月26日発売の1996年8月号でいち早く特集を組んだことでも知られる[5][6]。
企画ページ
[編集]フォト小説
[編集]- 「第一弾・美人秘書の熱く濡れた夜」(出演:中沢慶子)
- 「第二弾・図書館の淫らな昼下がり」(出演:小林沙百合)
- 「第三弾・美貌のチアリーダーは慰め上手・欲望の裂け目」(出演:東山絵美)
- 「第四弾・美人DJの淫らな肢体 恥ずかしいけど私欲しいの」(出演:菊池典子)
- 「第五弾・産婦人科の淫らな指先・手術後の狂宴」(出演:井上あんり)
- 「第六弾・個人教授の危なげな放課後」(出演:水野さおり)
- 「第七弾・コンピュータ室に響く夜の叫び・インプットは激烈に」(出演:小暮麻美)
- 「第八弾・修学旅行の淫らな体験・熟れた肢体に誘われて」
- 「第九弾・誘惑のシャッター・暴かれたモデルの性癖」
- 「第十弾・ルームサービスの過激な愉しみ方」
- 「第十一弾・濡れた絵コンテ・女漫画家が見せる編集者との淫らな駆引き」(出演:橘美沙子)
- 「第十三弾・お嬢様の暴かれた素顔」
- 「第十六弾・採血の前に味わえる放出量3ccの快感!・下半身に気持ちいい愛の献血者」
- 「第十八弾・美奈子の白い太腿に残った陵辱の傷痕」
フォト激画
[編集]- 「第一弾・密かに繰り広げられる美容師との淫らな危険遊戯・美容室痴態ストーリー」(出演:井上あんり)
- 「第二弾・チアリーダーのHな車内遊戯」
- 「第三弾・ウェイトレスのHな接客遊戯」
- 「第四弾・保健室での淫らなドキドキ遊戯 女子高生の危なげな身体検査」
- 「第五弾・美人歯科医の密かな愉しみ」
- 「第六弾・ハウス・マヌカンの危険な役得」
- 「第十二弾・涙とオツユで綴ったコマーシャルの舞台裏」
- 「第十三弾・泡まみれの女湯・ヌレ濡れ入浴会を覗く」
- 「第十四弾・女性ロックバンドの濡れたリハーサル」
- 「第十八弾・ラグビー部員を治療する好きモノ看護婦日誌・股間に妖しく潜む強烈な太い注射器」
- 「第十九弾・凄腕女編集長の性癖」(出演:美穂由紀)
- 「第二十弾・美人教師のお尻に残る卒業式の想い出」
- 「第二十三弾・女性徒の危ない身体測定」
- 「第二十五弾・恥態をさらけ出すお嬢様の暴かれたサークル合宿・女子大生の避暑体験」
- 「第二十六弾・カウンターの中は触り放題」
- 「第二十八弾・ビデオの試写で感じ始めた濡れた白い太腿」
- 「第三十一弾・想像を越えたOL達の淫らな行為・暴かれた化粧室」
性知識講座
[編集]- 「第二弾・性感機能の開発編・ウーマンズボディの解剖学的大研究」
- 「第五弾・入浴の効果利用・ウーマンズボディの生理学的研究」
- 「第六弾・抜かずの3体位 連射可能な怒涛のPOSE編」(出演:冴木直)
- 「第七弾・逆ソープテクニック・女の「体」操縦法」(出演:冴木直)
工作企画ページ
[編集]グラビアページ
[編集]エヴァンゲリオン特集
[編集]- 1996年8月号に「ぼくたちのエヴァンゲリオン体験。」とのタイトルで、モノクロの14ページ[9]の特集記事が載った。
- 監修は岡田斗司夫。
- 内容は、ストーリーなどの概要、アニメ史での位置づけ、庵野秀明の来歴、各界の反応、元ネタ解説、感想・コメント・評論、などからなった。
- 各テーマの見出しには「エヴァ文字」が用いられた。
- 氷川竜介、竹熊健太郎、大塚ギチ、伊藤伸平、唐沢俊一、伊藤剛らが文章を寄稿した。
- 吉田戦車、加藤礼次朗、唐沢なをき、江川達也、ほりのぶゆきらがコメントやイラストを寄稿した。
- 宮崎駿、富野由悠季、押井守の3人にコメントを求めたが、「見ていない」「コメントなし」などつれない反応であった。
- 元ネタ解説には「ウルトラマン」「サンダーバード」「犬神家の一族」などとの比較画像が載った。
- 特集記事内には成年雑誌的な画像などはなかったが、アダルト広告が2か所に掲載された。
関連人物
[編集]- ほうとうひろし
- 岡留玲(マンガ家)
脚注
[編集]- ^ 安田理央『エロの敵』翔泳社、26頁。ISBN 4-7981-1108-2。
- ^ “小林ひとみも… 伝説の成人雑誌『デラべっぴん』の独創企画”. NEWSポストセブン. 小学館 (2016年3月11日). 2018年2月4日閲覧。
- ^ 安田理央『エロの敵』翔泳社、62頁。ISBN 4-7981-1108-2。
- ^ dera01 (2023年3月1日). “【『グッドバイ、バッドマガジンズ』イベントレポート!】監督、プロデューサー、AV女優、編集者、ライターがそれぞれのエロ本愛を語る! ネット時代の今こそ『グッドバイ、バッドマガジンズ』を観よ!”. デラべっぴんR. 2023年3月4日閲覧。
- ^ デラべっぴん (2021年4月15日). “発見&全ページ公開!〝エヴァンゲリオン特集@デラべっぴん〟エロ本というジャンルを超えたあのアニメの総力的特集で伝説に!”. デラべっぴんR. 2021年4月20日閲覧。
- ^ “アニメ誌以外で初めて「新世紀エヴァンゲリオン」特集を組んだのは日本の代表的なエロ本だった!”. おたぽる (2014年3月21日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ a b 安田理央『エロの敵』翔泳社、58-60頁。ISBN 4-7981-1108-2。
- ^ デラべっぴん (2021年6月24日). “「オナマイド」を始め、マニアといえどもコンプリートする事はほぼ不可能な、デラべっぴんから数多く放出された写真集とムック本の数々!”. デラべっぴんR. 2021年6月28日閲覧。
- ^ 同誌は全160ページほど
外部リンク
[編集]- デラべっぴんR(公式アダルトサイト)
- デラべっぴんR(公式ツイッター)
- デラべっぴんニュース(公式一般サイト)
- 超別嬪マニア煩悩館 デラべっぴんアーカイブ(非公式)
- デラべっぴんマニア工作企画煩悩館 デラべっぴん工作企画・オナマイドアーカイブ(非公式)