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デルフィニウム属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デルフィニウム属
デルフィニウム属の園芸品種
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: デルフィニウム属 Delphinium
学名
Delphinium
和名
ヒエンソウ属

デルフィニウム属(デルフィニウムぞく)とはキンポウゲ科の属の一つ。学名のDelphiniumは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisから。これは、つぼみの形がイルカに似ていることに由来する。 和名はヒエンソウ属(飛燕草属)であるが、あまり和名は使われない。今まで、チドリソウ属 (Consolida) として扱われていた植物群も現在、ヒエンソウ属に編入された。[1]

ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地に1478種程度が分布する。 元来多年草であるが、日本の夏の暑さに耐えられないため、園芸店などでは一年草として扱われていることもある。 アルカロイドの一種、デルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合がある。

主な種

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  • チドリソウ(Delphinium ajacis L., 1753)
  • ヒエンソウ (Delphinium × cultorum Voss, 1894)
  • オオバナヒエンソウ(Delphinium grandiflorum L., 1753)
  • セリバヒエンソウ(Delphinium anthriscifolium Hance, 1868)

脚注

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  1. ^ World Checklist of Selected Plant Families: Royal Botanic Gardens, Kew 英国王立植物園キュー・植物チェックリスト (https://wcsp.science.kew.org/home.do) 7/31, 2023. 調べ。