デーモン・ナイト (映画)
デーモン・ナイト | |
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Demon Knight Tales from the Crypt Presents: Demon Knight | |
監督 | アーネスト・ディッカーソン |
脚本 |
イーサン・リーフ サイラス・ヴォリス マーク・ビショップ |
製作 |
ギルバート・アドラー アラン・カッツ |
出演者 |
ビリー・ゼイン ウィリアム・サドラー |
音楽 | エドワード・シェアマー |
撮影 | リック・ボタ |
編集 | スティーブン・ラブジョイ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ UIP |
公開 |
1995年1月13日 1995年7月18日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $12,000,000 |
興行収入 | $21,089,146[1] |
次作 | ボーデロ・オブ・ブラッド/血まみれの売春宿 |
『デーモン・ナイト』(原題: Demon Knight, Tales from the Crypt Presents: Demon Knight)は、1995年製作のアメリカのホラーファンタジー映画。HBOのテレビドラマ『ハリウッド・ナイトメア』(Tales from the Crypt)の一環として製作された。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
欧米地域の田舎、とある洋館ホテルを舞台に、悪魔とホテル内の人々との死闘が繰り広げられる。追われる男(フランク)が、ホテルにたどり着き、宿を求める。ほどなくして、それを追うキザな風貌の男(悪魔)がやってきた。訪ねてきた警官たちを軽々と惨殺した悪魔は小鬼を大量召喚し、ホテル内は修羅場となる。
フランクが、持っている小瓶からある液体を床に直線状にしたたらせると、そこには、悪魔が通過できないバリアーが出来上がった。悪魔は、人々に幻を見せたり、誘惑したりしてバリアーの撤去を企んだ。誘惑に負けた人たちは、小鬼に食われたり、ゾンビ化したりして悲惨な最期をたどっていく。
そこまでして悪魔が狙っているのは何か。小瓶の液体、つまり「聖者の血」である。それは、かけた悪魔を完全消滅させるという、悪魔にとってはとんでもない代物であった。
ゾンビと化した宿泊客にやられた、断末魔のフランク。大昔からの聖者(最初はキリストだったようである)たちがそうしたように、死ぬ直前、自分の手を切って流れ出る血をふたたび小瓶に注ぎ足し、次のものに託した。その小瓶を手にしたものは、手に星形の瘢痕と、その場で再現される大昔からの記憶を焼き付けられて、次の聖者(悪魔対抗者)の使命を背負わされてしまう。その使命を背負ったのは、最後に一人生き残った、ホテルの小間使いの女の子(ジェルリン)だった。彼女はどうにか困難を打ち破り、血を使ってめでたく悪魔を打ち倒す。
すべてが終わり、そこを離れるバスに乗るジェルリン。すばやく聖者の血を垂らし、バスの入り口にバリアーをつくった。あとから乗ろうとした黒ずくめの青年は、乗車をあきらめた。その者は、ほかの違う悪魔だったのである。
そして幸運にもそれ以降、生涯にわたって、ジェルリンは悪魔と遭遇することはなかった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- コレクター - ビリー・ゼイン(原康義)
- フランク・ブレイカー - ウィリアム・サドラー(谷口節)
- ジェルリン - ジェイダ・ピンケット(岡本麻弥)
- コーデリア - ブレンダ・バーキ(渡辺美佐)
- アイリーン - CCH・パウンダー(磯辺万沙子)
- ウィリー叔父さん - ディック・ミラー(塚田正昭)
- ローチ - トーマス・ヘイデン・チャーチ(中多和宏)
- ボブ副保安官 - ゲイリー・ファーマー(茶風林)
- タッパー保安官 - ジョン・シャック(宝亀克寿)
- ウォーリー - チャールズ・フライシャー
- ダニー - ライアン・ショーン・オドノヒュー
- ワンダ - シェリー・ローズ
- パーティーベイブ1 - ティファニー・アン
- パーティーベイブ2 - トレイシー・ビンガム
- クリプトキーパー(声) - ジョン・カーサー(田原アルノ)
- 切り裂き魔 - ジョン・ラロケット(クレジットなし)
参考文献
[編集]- ^ “Demon Knight” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年3月5日閲覧。