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トゥデイズ・レールウェイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トゥデイズ・レールウェイズ』(Today's Railways)は、イギリス鉄道雑誌である。

Today's Railways UK と Today's Railways Europe の2種類が月刊で発行されているが、ここでは後者について記述する。

概要

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トゥデイズ・レールウェイズ・ヨーロッパ』(Today's Railways Europe)は、イギリス・シェーフィルドの交通趣味書籍を発行している Platform 5 Publishing Ltd が1996年に創刊した月刊の鉄道雑誌である。2006年1月に誌名を『entrain』から変更している。ヨーロッパ大陸の鉄道に関する様々なニュースや記事を掲載している。イギリスの雑誌であるが、編集部はフランス北部のDouaiにある。毎月第4木曜日に発行される。

Today's Railways UK2002年1月に創刊された。

『トゥデイズ・レールウェイズ・ヨーロッパ』において対象となる地理的範囲は、広くは中央アジアカフカース諸国などの独立国家共同体諸国やトルコまで含んでいるが、これらの国は、News Round-Up(後述)など、ニュース欄での扱いにとどまる。各地域の記者は、これらの国を除くヨーロッパ大陸諸国を担当しており、特集記事で扱われるトピックもこの範囲内に納まっている。

誌面

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表紙では、走行中の列車や停車シーンの写真が大きく掲載されている。通常は全68ページである。

1月号には前年分の記事の総索引が付き、各国ごとの検索が可能である。なお、全ページカラー刷りとなっている。

近年の誌面構成は主に以下の通り。

レギュラー記事

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毎月以下の項目が立てられる。 執筆はほぼ編集部員とヨーロッパ大陸各地域担当の記者によっている。

  • Headlights。編集人(2010年1月現在はDavid Haydock)による巻頭言を冒頭1ページに掲載。
  • Headline News。各国にまたがるものや新車の大量導入など、特に大きなニュースをここで扱う。
  • Light Rail News路面電車ライトレールに加えて、ヨーロッパ都市近郊の鉄道に関するニュースを、各国別に伝える。
  • Mail Train。読者コーナー。短めの感想・質問から長文のレポートまで内容は多様。編集人の回答が載る場合もある。イギリス以外の読者の投稿もある。
  • News Round-Up。各国別にニュースを扱う。レギュラー記事で最も大きな割合を占める部分である。
  • Heritage News蒸気機関車など歴史的車両の走行ルポに加えて、今後の運転情報などを、各国別に伝える。運転情報には問い合わせ用のアドレスが付されている。
  • Railtours Diary。イベント開催情報を各国別に伝える。問い合わせ用のアドレスや電話番号などが付されている。

特集記事

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毎月3 - 5本前後の特集記事が掲載される。 執筆は編集人から社外のライターまで様々である。特集記事例を以下に挙げる。

  • 地域特集(例:パリ周辺のトラム
  • 新線開通ルポ(例:ベルギーの高速鉄道ネットワークが完成)
  • 問題提起・論考的なもの(例:ドイツの経験はフランスで通用するのか)。編集人が執筆していることが多い。

購入方法

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イギリスやドイツなどでは、市中のキオスクなどの売店や、交通趣味書籍を扱う書店で購入することができる。日本では、洋雑誌取り扱い書店で注文するほか、出版社に直接、年単位での定期購読を申し込む方法がある。2010年1月現在、日本での1年間の定期購読料は、クレジットカード支払いで、54.6英ポンドである。

雑誌内に定期購読申し込み用のフォーマットが毎号付され(UK、Europe双方)、購読申し込み用のアドレスも目次ページに記されている。このため、1冊何らかの方法で入手し、記入したフォーマットを送る、といった方法により、定期購読が可能である。

なお、2010年1月現在、雑誌の公式サイトは存在していない。

関連項目

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外部リンク

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