トパーズ級防護巡洋艦
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トパーズ級巡洋艦 | |
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就役時の「トパーズ」 | |
基本情報 | |
艦種 | 三等巡洋艦 (防護巡洋艦) |
命名基準 | 宝石の名 |
前級 | ピローラス級 |
次級 | アドヴェンチャー級 (偵察巡洋艦) |
要目 | |
常備排水量 | 3,000トン |
全長 | 113.73m |
垂線間長 | 109.73m |
最大幅 | 12.19m |
吃水 | 4.42m |
ボイラー | 石炭専焼水管缶×16缶 |
主機 |
3段膨張式レシプロ蒸気機関 パーソンズ式直結タービン (アメシスト) |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
速力 | 21.75ノット(アメシストは22.5ノット) |
燃料 | 石炭300トン |
乗員 | 296名 |
兵装 |
・40口径10.2cm単装砲×12基 ・40口径7.6cm単装砲×8基 ・45cm単装魚雷発射管×2基 |
装甲 |
甲板:19~51mm 防盾:25mm 司令塔:76mm |
トパーズ級防護巡洋艦(英語: Topaze-class cruiser)はイギリス海軍の巡洋艦の艦級。艦名がいずれも宝石の名前を冠することからジェム級(Gem-class)とも称される。イギリス海軍では「三等巡洋艦」に類別しており、また海外観測筋からは「防護巡洋艦」として扱われた[1]。
概要
[編集]本級はイギリス海軍が自国の沿岸防護のためにピローラス級防護巡洋艦の後継艦として1902年、1903年計画で8隻の建造が計画されたが、1903年度計画の4隻はキャンセルされ、4隻が1904年から1905年に相次いで就役した。イギリス海軍最後の防護巡洋艦。「アメシスト」は蒸気タービンを搭載しており、これはイギリスの大型艦では初めての試みであった。
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就役時の「ダイアモンド(HMS Diamond)」
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上空から撮られた「ダイアモンド(HMS Diamond)」
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就役時の「アメシスト(HMS Amethyst)」
同型艦
[編集]参考文献
[編集]- ^ Roger Chesneau, ed (1988). Conway's All the World's Fighting Ships 1860-1905. Conway Maritime. p. 84. ISBN 978-0851771335
関連項目
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、トパーズ級防護巡洋艦に関するカテゴリがあります。
- イギリス海軍艦艇一覧