シビルスカヤ原子力発電所
表示
(トムスク-7から転送)
シビルスカヤ原子力発電所 | |
---|---|
冷却塔 | |
国 | ロシア |
座標 | 北緯56度37分37秒 東経84度54分19秒 / 北緯56.62694度 東経84.90528度座標: 北緯56度37分37秒 東経84度54分19秒 / 北緯56.62694度 東経84.90528度 |
現況 | 運転終了 |
着工 | 1954年 |
運転開始 | 1958年12月 |
運転終了 | 2008年 |
事業主体 | ロスアトム |
運営者 | ロスエネルゴアトム |
原子炉 | |
運転終了 | I-1, EI-2, ADE-3, ADE-4, ADE-5 |
種類 | ADE |
発電量 | |
定格出力 | 600 MW |
シビルスカヤ原子力発電所 (ロシア語: Сибирская АЭС)はトムスク州セヴェルスクに立てられた原子力発電所。トムスク-7やトムスク原子力発電所としても知られる。ソ連第二の原子力発電所で、最初に立てられたオブニンスクが6MWしか発電力がないのと比べ発電容量が大きく、事実上初の商業規模の原子力発電所であった。
また、トムスク-7として軍事目的のための核物質の転換、濃縮、再処理やプルトニウム生産なども行っていた。同施設では1993年4月6日、軍事用再処理施設において爆発が起こり、放射性物質が放出されるトムスク事故が起こっている。
なお、2008年をもってすべての原子炉は運転を終了しており、冷却塔も全て解体処分されている。
原子炉
[編集]原子炉 | 炉型 | 正味発電量 | 総発電量 | 状態 | 試運転 | 閉鎖 |
---|---|---|---|---|---|---|
I-1 | 黒鉛炉 | 9 MW | 10 MW | 運転停止 | 1955年 | 1990年 |
EI-2 | 1958年[1] | |||||
ADE-3 | 1962年 | 1992年 | ||||
ADE-4 | 1963年 | 2008年 | ||||
ADE-5[2] | 運転停止[3] | 1967年 | 2008年6月5日 |
註
[編集]- ^ Cochran, Arkin, Norris, Sands: Soviet Nuclear Weapons, S.81 (englisch)
- ^ Dieser Reaktor lieferte Fernwärme für die Stadt Sewersk.
- ^ ADE-5 reactor stopped (englisch)