トム・オブ・フィンランド (映画)

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トム・オブ・フィンランド
Tom of Finland
監督 ドメ・カルコスキ
脚本 アレクシ・バルディ
製作 アレクシ・バルディ
ミーヤ・ハーヴィスト
アンニカ・サックスドーフ
出演者 ペッカ・ストラング
ラウリ・ティルカネン
ジェシカ・グラボウスキー
音楽 ヒドゥル・グドナドッティル
ラッセ・エネルセン
撮影 ラッセ・フランク
配給 プロタゴニスト・ピクチャーズ
日本の旗 マジックアワー
公開 スウェーデンの旗 2017年1月27日(ヨーテボリ国際映画祭)
フィンランドの旗 2017年2月24日
日本の旗 2019年8月2日
上映時間 115分
製作国  フィンランド
 スウェーデン
 デンマーク
ドイツの旗 ドイツ[1]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[2]
言語 フィンランド語英語
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トム・オブ・フィンランド』(Tom of Finland)は、2017年公開のフィンランドの伝記映画。ゲイアートの先駆者として知られるトム・オブ・フィンランド(本名:トウコ・ラークソネン)[3]の半生が描かれている。

2017年1月、スウェーデンのヨーテボリ国際映画祭で初公開され、同映画祭で国際映画批評家連盟賞(The Fipresci Award)を受賞した[4][5]

あらすじ[編集]

キャスト[編集]

  • ペッカ・ストラング - トウコ・ラークソネン(トム・オブ・フィンランド
  • ラウリ・ティルカネン - ヴェリ・マキネン(ニパ)
  • ジェシカ・グラボウスキー - カイヤ・ラークソネン
  • シェーマス・サージェント - ダグ

備考[編集]

映画倫理機構の最初の審査では「R18+の基準を超える過激な描写」だとして区分も与えられず、無修正では日本国内の上映ができない恐れがあった。配給会社のマジックアワーは映倫と話し合いを重ね、映倫は「R18+」として許可。2019年8月2日にようやく上映にこぎつけた。マジックアワーの代表は新聞の報道を通じて「映倫の規制は、映画文化を守るためのものではなくなっている」と訴えた[6]

脚注[編集]

  1. ^ Guy Lodge (2017年2月11日). “Film Review: ‘Tom of Finland’”. Variety. 2019年9月17日閲覧。
  2. ^ Tom of Finland”. Göteborg Film Festival. 2017年2月25日閲覧。
  3. ^ 映画『トム・オブ・フィンランド』公式サイト
  4. ^ Alissa Simon (2017年2月4日). “‘Sámi Blood’ Tops 40th Goteborg Film Festival”. Variety. 2019年9月17日閲覧。
  5. ^ "Here are the Dragon Award winners" (Press release). Göteborg Film Festival. 4 February 2017. 2017年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。 {{cite press release2}}: 不明な引数|deadurl=は無視されます。(もしかして:|url-status=) (説明)
  6. ^ 中嶋真希 (2019年7月31日). “同性愛への抑圧と闘った姿描く映画「トム・オブ・フィンランド」 配給会社がこだわった「修正なしでの公開」”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20190730/k00/00m/040/129000c 2019年9月17日閲覧。 

外部リンク[編集]