トム・ジョーンズ (小説家)
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トム・ジョーンズ(Thom Jones, 1945年1月26日 - 2016年10月14日[1])は、アメリカの小説家。
イリノイ州オーロラ生まれ。アマチュア・ボクサーとして活動後、海兵隊に入隊する。持病のてんかんのために除隊後、ワシントン大学を経てアイオワ大学創作科を卒業する。その後、コピーライター、用務員を経て小説家となる。
『ニューヨーカー』への持ち込み原稿の中から短編小説「拳闘士の休息」が編集者の目にとまり、作家デビューする。同作は1993年のオー・ヘンリー賞を受賞し、同作を表題作とした初の短編集『拳闘士の休息』は全米図書賞にノミネートされた。短編小説のみを執筆し、長編は執筆しなかった。
著書
[編集]- 短編集
- 『拳闘士の休息』(The Pugilist at Rest 1993年、岸本佐知子訳 新潮社 1996年、河出文庫 2009年)
- 拳闘士の休息
- ブレーク・オン・スルー
- 黒い光
- ワイプアウト
- 蚊
- アンチェイン・マイ・ハート
- “七月六日以降、当方自らの債務以外、一切責任負いません”
- シルエット
- わたしは生きたい!
- 白い馬
- ロケット・マン
- 『コールド・スナップ』(Cold Snap 1995年、舞城王太郎訳 2014年 河出書房新社)
- コールド・スナップ
- スーパーマン、我が息子
- ジャングルの奥のとても深い場所
- 流砂
- ピックポケット
- ウウ~ベイビーベイビー
- ロケットファイア・レッド
- 私を愛する男が欲しい
- ポットシャック
- ダイナマイトハンズ
- (Sonny Liston Was a Friend of Mine 1999年)
- その他の日本語訳作品
- 短編小説
- エッセイ
- 私は……天才だぜ!(村上春樹訳『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』 2000年 中央公論新社 収録)
脚注
[編集]- ^ “Thom Jones, author of ‘The Pugilist at Rest,’ dies in Olympia at 71”. 2016年10月23日閲覧。
- ^ “Thom Jones, author of ‘The Pugilist at Rest,’ dies in Olympia at 71”. 2016年10月23日閲覧。