トヨタケーラム
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本社が入居するトヨタホーム栄ビル(2014年7月) | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | TCI |
本社所在地 |
日本 〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉一丁目23番22号トヨタホーム栄ビル 北緯35度10分27.9秒 東経136度54分34.7秒 / 北緯35.174417度 東経136.909639度座標: 北緯35度10分27.9秒 東経136度54分34.7秒 / 北緯35.174417度 東経136.909639度 |
設立 | 1993年10月27日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6180001038883 |
事業内容 | CAD/CAMをはじめとする設計・製造支援システムの開発・販売・保守および関連サービス |
代表者 | 川添浩史(代表取締役社長) |
資本金 | 7億円 |
売上高 | 154億円(2016年度実績) |
従業員数 | 284名 (2017年4月1日現在) |
主要株主 | トヨタコミュニケーションシステム 100% |
外部リンク | 閉鎖 |
株式会社トヨタケーラム(英:Toyota Caelum Inc. 略称:TCI)は、かつて存在したトヨタグループに属する情報システム会社で、CAD/CAM等の設計・製造支援システムを強みとするシステムインテグレーター。日本のモノづくりをIT(情報技術)でサポートしている。
概要
[編集]1993年10月にトヨタ自動車の情報システム部門の中でトヨタグループ向けにCAD/CAMシステム(ケーラム)を開発、提供していたケーラム事業部が分社化し、一般市場に向けた新規事業としてトヨタ自動車と三井造船の合弁により設立された[1]。 TCIはCAD/CAM、リバースエンジニアリングツール、3Dプリンティング等の設計製造支援システムを開発・販売していたが、2015年にトヨタコミュニケーションシステム(TCS)と事業再編し、トヨタサプライヤー、設計製造各社向けソフトウェア、システムインテグレーションを提供するようになった。なおTCSとTCIは兄弟会社と位置付けられており、TCSはトヨタ向け市場、TCIはトヨタグループ・一般市場をサポート領域としている[2]。
社名の由来
[編集]"ケーラム" は、南半球で観ることができる彫刻具座という星座を表すラテン語で、「天空の」「頂点を極めた(世界トップの技術集団)」といった意味。
Computer Aided Engineering Leading to Ultimate Manufacturing
沿革
[編集]- 1984年 - トヨタ自動車にてCaelumの開発を開始。
- 1986年 - Caelumの販売を開始。
- 1987年 - Micro Caelumの販売を開始。
- 1992年4月 - トヨタ自動車にケーラム事業部が発足[3]。
- 1993年10月 - 三井造船、トヨタ自動車の合弁により設立。
- 2011年7月 - TCSの子会社となる[4]。
- 2015年 - TCSとの間で事業再編を実施[5]。
- 2019年1月 - TCS、TDC、TCIの3社を統合し、株式会社トヨタシステムズを設立。(存続会社はTCS)[6]
主な商品
[編集]- 指南車
- Caelum XXen
- Caelum KKen
- Caelum III
- thinkdesign
- CATIA V5
- Micro Caelum II
- Caelum II
- Caelum
事業所
[編集]脚注
[編集]- ^ “産懇宅配便 第68号”. 中部経済同友会 (2008年1月29日). 2014年2月8日閲覧。
- ^ 採用情報 公式サイト
- ^ “トヨタ自動車75年史|人事・情報システム|情報システム”. トヨタ自動車株式会社. 2014年2月8日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社トヨタコミュニケーションシステム. 2014年2月8日閲覧。
- ^ トヨタコミュニケーションシステムとトヨタケーラムが事業再編 - TCI公式サイト
- ^ トヨタ自動車の情報子会社3社を統合 - TOYOTA公式サイト