トラック3/4t 4×4 / 4×2
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トラック3/4t 4×4 / 4×2(トラックよんぶんのさんトンよんりんくどう/にりんくどう)は、自衛隊で物資・人員輸送に使われるトラックの一つであり、民生型トラックに準じた仕様である。大きなくくりとして業務トラックとも呼ばれる。
特徴
[編集]自衛隊制式の73式中型トラック(1 1/2tトラック)、73式大型トラック(3 1/2tトラック)とは異なり、構成はより民生品に近い。トラックメーカー各社における2tクラストラック市販車に準じた仕様で、民間仕様と異なる点は荷台・塗装程度である。
73式中型トラック、73式大型トラックは作戦運用を想定して制作されているのと対照に、本車は基本的に平時の各種物資等輸送に用いられる。
四輪駆動の物はトラック3/4t 4×4、二輪駆動の物はトラック3/4t 4×2と呼ばれる。海上自衛隊での通称はキャブオール[注釈 1]。
車輌の仕様は民間向けと基本的に同一であるものの、大多数を占める幌仕様車は人員輸送も可能である。荷台に十数人を乗せることができ、73式中型トラック等のような折り畳み式木製ベンチシートが備えられている。
諸元
[編集]民間のものと同じ
製造
[編集]調達は競争入札であるため複数社の車輌が混在している。
など
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 旧来、自衛隊が導入する民間規格車両は日産等、自衛隊規格車両はトヨタ・いすゞ等で分担していたが、当時採用されていた日産製2トントラックの車名が広く普及したもの。