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トリオキナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリオキナーゼ
識別子
EC番号 2.7.1.28
CAS登録番号 9030-65-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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PubMed articles
NCBI proteins
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トリオキナーゼ(Triokinase、EC 2.7.1.28)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + D-グリセルアルデヒド ADP + D-グリセルアルデヒド-3-リン酸

従って、この酵素の基質はATPとD-グリセルアルデヒドの2つ、生成物はADPとD-グリセルアルデヒド-3-リン酸の2つである。 この酵素は転移酵素、特にアルコールを受容体とするホスホトランスフェラーゼに分類される。この酵素の系統名は、ATP:D-グリセルアルデヒド 3-ホスホトランスフェラーゼ(ATP:D-glyceraldehyde 3-phosphotransferase)である。トリオースキナーゼとも呼ばれる。この酵素は、ペントースグルクロン酸の相互変換及びフルクトースの代謝に関与している。

出典

[編集]
  • Hers HG, Kusaka T (1953). “[The metabolism of fructose-1-phosphate in the liver.]”. Biochim. Biophys. Acta. 11 (3): 427–37. doi:10.1016/0006-3002(53)90062-6. PMID 13093749. 
  • Sillero MA, Sillero A, Sols A (1969). “Enzymes involved in fructose metabolism in liver and the glyceraldehyde metabolic crossroads”. Eur. J. Biochem. 10 (2): 345–50. doi:10.1111/j.1432-1033.1969.tb00696.x. PMID 5823111.