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トリメチルスルホニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トリメチルスルホニウム(Trimethylsulfonium)は、化学式(CH3)3S+有機化合物である。最も単純なスルホニウムである。

トリメチルスルホニウムのいくつかの塩が知られている。

分子式 化学式 分子量 性質
塩化トリメチルスルホニウム (CH3)3SCl C3H9ClS 112.5 結晶は100℃で分解、エタノールに非常に溶けやすい、非常に吸湿性が高い[1]
臭化トリメチルスルホニウム (CH3)3SBr C3H9BrS 157 水中で結晶が生成、172℃で分解、密封容器中で201℃で溶融、中性水溶液で反応性が高い[2]
ヨウ化トリメチルスルホニウム (CH3)3SI C3H9IS 204 エタノール中で結晶が生成、203-207℃で分解[2][3]

関連項目

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出典

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  1. ^ Blattler, Monatsh., 1919, Volume 40 page 420.
  2. ^ a b Steinkopf, Muller (1923). Chemische Berichte 56: 1929. 
  3. ^ Mussgnug, Naturwiss.,year 1941, volume 29 page 256