トルネ川
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トルネ川 | |
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トルネ川 | |
延長 | 521.63 km |
平均流量 | 381 m3/s |
流域面積 | 37,300 km2 |
水源 | トルネ湖 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | ボスニア湾 |
流域 | スウェーデン、フィンランド、ノルウェー |
トルネ川(スウェーデン語: Torne älv、フィンランド語: Tornionjoki)は、スウェーデンとフィンランドの北部を流れる河川である。
スウェーデン北部のトルネ湖に源を発し、ボスニア湾へ流れている。長さ522kmはノールボッテン県で最も大きい川である。パヤラ付近より下流部はスウェーデンとフィンランドの境界となっている。
下流部の一部の中州の氾濫原にはスゲの草地が発達しており、大きな中州には森林も見られる。一帯はミコアイサ、ハイイロチュウヒ、エリマキシギ、キョクアジサシなどの鳥類の生息地で、バルト海のサケ類の繁殖地でもある。2004年にラムサール条約登録地となった[1]。
歴史
[編集]1809年にフィンランドがロシア帝国に侵略された事によって、ロシア領(正式にはフィンランド大公国領)となった。このときの条約によって境界の決定は川で最も深い部分とされ、その後も25年毎に境界を定め直している。
トルネ川沿いの都市には、語源がスウェーデン語とフィンランド語が交じった名前の都市がある。
脚注
[編集]- ^ “Kainuunkylä Islands | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年1月1日). 2023年4月19日閲覧。