トレド山地
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トレド山地 | |
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カバニェロス自然公園から見たトレド山地 | |
所在地 | スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州、エストレマドゥーラ州、 ポルトガル・アレンテージョ地方 |
位置 | 北緯39度30分45秒 西経04度43分53秒 / 北緯39.51250度 西経4.73139度座標: 北緯39度30分45秒 西経04度43分53秒 / 北緯39.51250度 西経4.73139度 |
最高峰 | ラ・ビリュエルカ(1603 m) |
プロジェクト 山 |
トレド山地(スペイン語: Montes de Toledo)は、イベリア半島中央部を東西に走る山系。スペインのカスティーリャ=ラ・マンチャ州とエストレマドゥーラ州、ポルトガルのアレンテージョ地方にまたがっている。最高峰は標高1,603mのラ・ビリュエルカ。
地理
[編集]トレド山地はイベリア半島中央部に位置し、メセタの南側を東西に分断している。その長さは約350kmであり、最大幅は約100kmである。もっとも幅が広がるのはカスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダー・レアル県プエルトリャノ付近である。北側はタホ川/テージョ川の流域、南側はグアディアナ川の流域であり、トレド山地は両水系の流域を隔てている。
その東端部は歴史的なラ・マンチャ地方の自然境界の一部となっており、その西端部はポルトガルのアレンテージョ地方ポルタレグレ県に達している[1]。トレド山地内の保護地域として、スペインのカバニェロス国立公園と、ポルトガルのサン・マメーデ山地自然公園がある。
内包される山地
[編集]トレド山地は以下のような副次的山地に分けられる。
狭義のトレド山地
[編集]狭義のトレド山地は広義のトレド山地の東側部分のみであり、行政的にはカスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダー・レアル県北西部とトレド県南西部である。シウダー・レアル県にはトレド山地に名称の由来を持つモンテス・デ・トレド郡があるが、この郡にはトレド山地の一部分が含まれるのみである[2]。
- ロシガルゴ山(1447m)
- コラル・デ・カントス山(1421m)
- ペニャフィエル山(1419m)
- アモール山(1379m)
トレド山地の主要部分は以下の山地である。
- カルデリーナ山地
- ビルヘン山地 : 最高峰は1213mのアラミーリョ峰。
- ルエンガ山地
- アランド山地
- レベントン山地
- モローネス山地
- クエバ山地
主要部分には以下の山地もある。
- ジェベネス山地
- サン・パブロ山地[3]
- モンタルバン山塊
- ロシラルゴ山塊
広義のトレド山地
[編集]広義のトレド山地は以下の範囲も含む。
- アルタミラ山地 : 最高峰は1324mのリスコス・アルトス。エストレマドゥーラ州とカスティーリャ=ラ・マンチャ州の州境付近[4]。
- オスピタル・デル・オビスポ山地 : 最高峰は1443mのセルバレス。アルタミラ山地と並行しており、両山地の間をグアダランケ川が流れている[5]。
- ビリュエルカス山地(グアダルーペ山地) : トレド山地でもっとも標高が高く、最高峰は1603mのラ・ビリュエルカ[6]。
- モンタンチェス山地 : カセレス県中央部から南部。最高峰は995mのビエホ山[7]。
- サン・ペドロ山地 : カセレス県とバダホス県にまたがる。最高峰は702mのトリコ・デ・サン・ペドロ[8]。
- サン・マメーデ山地 : ポルトガルのアレンテージョ地方とエストレマドゥーラ州にまたがる。最高峰は1025mのサン・マメーデ峰[9]。
ギャラリー
[編集]-
シウダ・レアル県プエルト・デ・シウダー・レアルから見たトレド山地
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トレド山地のがれ場
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サン・マメーデ山地のマルヴァン峰
脚注
[編集]- ^ Geografia de Extremadura[リンク切れ] エストレマドゥーラ州政府
- ^ Pulgar y la comarca de Los Montes de Toledo
- ^ San Pablo de los Montes
- ^ Paseo por la Sierra de Altamira
- ^ Villuercas Ibores Jara - Red Extremeña de Desarrollo Rural
- ^ Geoparque - El patrimonio geológico de la comarca de Las Villuercas
- ^ Webcindario - Sierra de Montánchez
- ^ Sierra de San Pedro, Extremadura - Tourism
- ^ Serra de Sao Mamede Natural Park