トーマス・クロフォード
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トーマス・クロフォード Thomas Crawford | |
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生誕 |
1814年3月22日] アメリカ合衆国、ニューヨーク |
死没 |
1857年10月10日 イギリス、ロンドン |
トーマス・クロフォード(Thomas Gibson Crawford、1814年3月22日 - 1857年10月10日)はアメリカ合衆国の19世紀初めの彫刻家である。アメリカ合衆国議会議事堂のドームの上端に飾られた、自由の像(Statue of Freedom)などの作者として知られる。
略歴
[編集]ニューヨークでアイルランドからの移民の息子として生まれた。絵画や木彫を学んだ後、19歳で彫刻家のフレイジー(John Frazee :1790–1852) とラウニッツ(Robert Eberhard Launitz: 1806–1870)の弟子になった[1]。1834年に海外に修業にでて、1835年からローマに住み、ラウニッツの紹介で、デンマークの有名な彫刻家、ベルテル・トルバルセンのもとで学んだ[2] 。
主にヨーロッパに住んでいたが、重要な作品はアメリカに設置されている。代表作はアメリカ合衆国議会議事堂ドーム上の自由の像(Statue of Freedom)の他にリッチモンドにある騎乗するジョージ・ワシントンの像などがある。
ロンドンで死去した。
1844年に、銀行家の娘と結婚し、4人の子供が生まれた。娘の一人、メアリー・クロフォード・フレイザーは外交官のヒュー・フレイザーと結婚し、北京、ウィーン、ローマ、サンチアゴで過ごした後、来日し、5年間の日本滞在の後、『英国公使夫人の見た明治日本』などを著した著述家になった[3]。息子のフランシス・マーリオン・クロフォードも歴史小説などを書いた小説家になった。
作品
[編集]-
Statue of Freedom
-
リッチモンド (バージニア州)リッチモンドのワシントン記念像 (1849年から)
脚注
[編集]- ^ Tolles, Thayer (2000). “Modeling a Reputation: The American Sculptor and New York City”. Art and the Empire City, New York, 1825-1861. pp. 147–148. ISBN 0-87099-957-5
- ^ Tolles, Thayer (2000). "Modeling a Reputation: The American Sculptor and New York City". In Voorsanger, Catherine Hoover; Howat, John K. (eds.). Art and the Empire City, New York, 1825-1861. pp. 147–148. ISBN 0-87099-957-5.
- ^ Jozef Rogala (2001). A Collector's Guide to Books on Japan in English. Routledge. pp. xiii. ISBN 1-873410-90-5
参考文献
[編集]- Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Crawford, Thomas". Encyclopædia Britannica (11th ed.). Cambridge University Press.
- Gale, Robert L. (1964). Thomas Crawford: American Sculptor. Pittsburgh: University of Pittsburgh Press. ISBN 031332350X.
- Gale, Robert L. (2003). A Henry Wadsworth Longfellow Companion. Westport, Conn.: Greenwood Press. ISBN 031332350X.
- Howe, Julia Ward (1900). "Crawford, Thomas" . In Wilson, J. G.; Fiske, J. (eds.). Appletons' Cyclopædia of American Biography. New York: D. Appleton.