ドナルド・リンズレー
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ドナルド・リンズレー Donald B. Rinsley | |
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生誕 | 1928年生まれ |
死没 |
1989年(満61歳没) アメリカ合衆国 |
居住 | アメリカ合衆国 |
研究分野 |
精神分析学 対象関係論 |
研究機関 |
ハーバード大学 ワシントン大学[要曖昧さ回避]医学部 メニンガー精神医学校 カンザス州立大学医学部 |
出身校 |
ハーバード大学物理学科 ワシントン大学[要曖昧さ回避]医学部 メニンガー精神医学校 |
影響を 受けた人物 |
マーガレット・マーラー ロナルド・フェアバーン |
プロジェクト:人物伝 |
ドナルド・リンズレー(英: Donald B. Rinsley、1928年 - 1989年)は、アメリカ合衆国の医学者、精神科医、精神分析家[1]。
来歴
[編集]ハーバード大学物理学科卒業後、ワシントン大学[要曖昧さ回避]医学部を経て、メニンガー精神医学校卒業。後にメニンガー精神医学校教授、カンザス州立大学医学部教授[1]。
人物
[編集]1960年代から1970年代にかけて、児童思春期の重度精神障害の治療における国際的リーダーであった。境界例と総称される境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害の治療で知られる。マーガレット・マーラーの発達理論の考え方に、ロナルド・フェアバーンの対象関係論を取り入れ、数多くの分析的な治療を行った。境界例、自己愛障害、対象関係論に関する論文で知られる。
脚注
[編集]- ^ a b 小此木啓吾 他(編)『精神分析事典』岩崎学術出版社、2002年4月。ISBN 9784753302031。 pp.564-565