ドブムナトゲユスリカ
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ドブムナトゲユスリカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Limnophyes tamakitanaides Sasa, 1981 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ドブムナトゲユスリカ |
ドブムナトゲユスリカ(学名:Limnophyes tamakitanaides)は、ハエ目(双翅目)・ユスリカ科に属する昆虫である。
分布
[編集]特徴
[編集]体長約2.5mm[1]。体色は近縁種のコムナトゲユスリカ(Limnophyes minmus)やヤリガタムナトゲユスリカ(Limnophyes pentaplastus)よりも黒っぽい[1]。楯板基部に葉状の刺毛が20本前後ある[1]。同属のユスリカと同様に、触覚鞭節は10~13分環節よりなる[2]。触角比は0.80[1]。
名称
[編集]属名のLimnophyesは「沼沢+美しい姿態の」という意味[3]。ドブムナトゲユスリカの種小名は非常にユニークで、「多摩汚いです」という日本語のローマ字表記をギリシア語の接尾辞風に綴ったものである[3]。これは多摩川の汚い部分に生息していることに由来する[3]。この学名は日本の衛生動物学者である佐々学によって命名され、彼は他にも172種ものユスリカを命名している[3]。ドブムナトゲユスリカと似たようなネーミングの学名を持つユスリカとして、Limnophyes tamakireides(「多摩綺麗です」)やLimnophyes tamakiyoides(「多摩清いです」)がいる[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日本ユスリカ研究会『図説 日本のユスリカ』文一総合出版、2010年9月9日。ISBN 978-4829911723。
- 平嶋義宏『学名論―学名の研究とその作り方』東海大学出版会、2012年10月1日。ISBN 978-4486019237。