ドミトリー・バシキーロフ
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ドミトリー アレクサンドロヴィチ バシキーロフ | |
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生誕 | 1931年11月1日 |
出身地 | ソビエト連邦グルジア チフリス |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
ドミトリー・アレクサンドロヴィチ・バシキーロフ(ロシア語: Дми́трий Алекса́ндрович Башки́ров、ラテン文字転写例:Dmitri Aleksandrovich Bashkirov、1931年11月1日 - 2021年3月7日)は、ロシアのピアニスト・教授。娘はピアニストのエレーナ・バシュキロワ(ダニエル・バレンボイムの2番目の妻)。グルジア・チフリス出身。
概要
[編集]アナスタシア・ヴィルサラーゼに師事した後、モスクワ音楽院にてアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事。1955年開催のロン=ティボー国際コンクールピアノ部門にて最高位(一位なしの二位をフランスのベルナール・リンガイセンと分け合う)。以後、第一線のピアニストとして活躍し、1968年にロシア功労芸術家の称号、1990年にロシア人民芸術家の称号を得ている。その他の栄誉としては、ドイツのツヴィッカウ市からシューマン賞、マドリード自治大学から名誉メダルを贈られている。
長らくモスクワ音楽院で教鞭を執った後、スペインのソフィア王妃高等音楽院の教授職に就き、欧州を中心に教育活動を続けている。著名な弟子には、ダン・タイ・ソン、アルカーディ・ヴォロドス、デニス・コジュヒンなどがいる。長年の教育経験を買われて、彼は1995年、1998年、2002年のサンタンデールで開催されたパロマオシェイ国際ピアノコンクールを含む主要なコンクールの審査員を務めた[1]。