ドラとバケルともうひとつ
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「ドラとバケルともうひとつ」は、小学館の学習雑誌「小学四年生」の1975年4月号から1976年3月号まで[1]掲載されたおまけコーナーで、藤子・F・不二雄の作品である『ドラえもん』と『バケルくん』のクロスオーバー企画。藤子・F・不二雄大全集などに収録されている[2]。
コーナー
[編集]- ドラえもん大辞典
- 1975年4月号で明かされたドラえもん誕生の設定などは、後の『2112年 ドラえもん誕生』など多く作品における基本設定となった。
- なぞなぞのコーナー
- 藤子・F・不二雄自ら考えたなぞなぞが掲載された。
- スターたん生
- 1975年6月号掲載。歌手オーデションの模様をドラえもんとバケルくんが伝えるというコーナー。[3]
(外部リンクの「ドラとバケルともうひとつ」作品総覧も参照)
『ドラえもん』と『バケルくん』
[編集]『ドラえもん』と『バケルくん』は、両方とも「小学四年生」に掲載されていた藤子・F・不二雄の作品。コーナーとしては1975年4月号からであるが、コーナーでのクロスオーバーは1975年6月号からであった。
おまけコーナー開始後、連載では1975年9月号に『ドラえもん』でクロスオーバーエピソードとして『ぼく、桃太郎のなんなのさ』が掲載された。単行本「ドラえもん」が刊行された際はおまけコーナーは収録されていないため、作者による補足説明が入っている。後に『ぼく、桃太郎のなんなのさ』を原作とした、映画『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』が公開されたが、バケルくんは登場せず、バケルくんの能力や行動はドラえもんの秘密道具やキャラクターに置き換えられた。
このほか、『ドラえもん』の作中では「ジ〜ンと感動する話」(てんとう虫コミックス9巻収録)には、バケルくんが1コマだけではあるが群衆に混じって登場している[4][5]。
参考文献
[編集]- 小学館ドラえもんルーム 編/藤子プロ 監修(2006)『ビッグ・コロタン103 ドラえもん深読みガイド』ISBN 4-09-259103-9 , 小学館
- 藤子・F・不二雄(2012)『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん20』ISBN 978-4-09-143501-9 , 小学館
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 【激レア】小四だけのお楽しみ企画「ドラとバケルともうひとつ」とは何か? - 「ドラとバケルともうひとつ」の紹介
- ドラとバケルの奇跡のコラボ!『スターたん生』&『ジーンマイク』 - 上記「コーナー」中の「スター誕生」の紹介
- 「ドラとバケルともうひとつ」作品総覧