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ドラとバケルともうひとつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小学館の学年別学習雑誌 > 小学四年生 > ドラとバケルともうひとつ
ドラえもん > ドラとバケルともうひとつ
バケルくん > ドラとバケルともうひとつ

ドラとバケルともうひとつ」は、小学館の学習雑誌「小学四年生」の1975年4月号から1976年3月号まで[1]掲載されたおまけコーナーで、藤子・F・不二雄の作品である『ドラえもん』と『バケルくん』のクロスオーバー企画。藤子・F・不二雄大全集などに収録されている[2]

コーナー

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ドラえもん大辞典
1975年4月号で明かされたドラえもん誕生の設定などは、後の『2112年 ドラえもん誕生』など多く作品における基本設定となった。
なぞなぞのコーナー
藤子・F・不二雄自ら考えたなぞなぞが掲載された。
スターたん生
1975年6月号掲載。歌手オーデションの模様をドラえもんとバケルくんが伝えるというコーナー。[3]

外部リンクの「ドラとバケルともうひとつ」作品総覧も参照)

『ドラえもん』と『バケルくん』

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『ドラえもん』と『バケルくん』は、両方とも「小学四年生」に掲載されていた藤子・F・不二雄の作品。コーナーとしては1975年4月号からであるが、コーナーでのクロスオーバーは1975年6月号からであった。

おまけコーナー開始後、連載では1975年9月号に『ドラえもん』でクロスオーバーエピソードとして『ぼく、桃太郎のなんなのさ』が掲載された。単行本「ドラえもん」が刊行された際はおまけコーナーは収録されていないため、作者による補足説明が入っている。後に『ぼく、桃太郎のなんなのさ』を原作とした、映画『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』が公開されたが、バケルくんは登場せず、バケルくんの能力や行動はドラえもんの秘密道具やキャラクターに置き換えられた。

このほか、『ドラえもん』の作中では「ジ〜ンと感動する話」(てんとう虫コミックス9巻収録)には、バケルくんが1コマだけではあるが群衆に混じって登場している[4][5]

参考文献

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  • 小学館ドラえもんルーム 編/藤子プロ 監修(2006)『ビッグ・コロタン103 ドラえもん深読みガイド』ISBN 4-09-259103-9 , 小学館
  • 藤子・F・不二雄(2012)『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん20』ISBN 978-4-09-143501-9 , 小学館

脚注

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  1. ^ 藤子・F・不二雄大全集20, P584
  2. ^ ドラえもん20 - メディア芸術データベース”. mediaarts-db.bunka.go.jp. 2022年12月8日閲覧。
  3. ^ 藤子・F・不二雄大全集20 , P479-509
  4. ^ 小学館ドラえもんルーム 編/藤子プロ 監修(2006)『(ビッグ・コロタン103)ドラえもん深読みガイド』P206 , 小学館
  5. ^ 藤子・F・不二雄 著(1975)『(てんとう虫コミックス)ドラえもん 9』P13 , 小学館

外部リンク

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