ドロリッチ
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種類 | デザート飲料 |
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製造元 | グリコ乳業(江崎グリコ) |
販売元 | グリコ乳業(江崎グリコ) |
販売開始 | 2007年10月 |
販売終了 | 2019年3月 |
ドロリッチ(Dororich)とは、グリコ乳業株式会社[1]が2007年から2019年にかけて販売していたデザート飲料である。「新感覚の飲むスイーツ」というコンセプトで発売された。
歴史
[編集]- 2007年(平成19年)10月 - 九州地方で先んじて発売が開始される。
- 2008年(平成20年)4月 - 関東地方で発売が開始される。
- 2008年(平成20年)11月 - 全国展開が始まる。
- 2009年(平成21年) - ドロリッチがブームとなる。この年の売上高は100億円程度だったとみられる。[2]
- 2019年(平成31年)3月 - 販売を終了する。[3]
特徴
[編集]クリームとゼリーの2層[4][5]が混ざり合うことで独特の食感を生み出しており、デザート飲料の先駆けとなった[3][6]。主にコンビニエンスストアのチルド製品棚で販売されていた。価格は150円。内容量は発売当初220gであったが、減少してゆき2017年には120gになったが2018年には180gに回復した。
その一方で、価格を据え置いたまま内容量を減らす施策がステルス値上げだとの指摘も寄せられた[6]。
江崎グリココーポレートコミュニケーション部の担当者は2019年2月22日、J-CASTニュースの取材に対して競合商品の登場により生産を終了したと説明している[6]。マーケティングに詳しい学習院大学学教授の上田隆穂はJ-CASTニュースの取材に対して、価格はそのままに量で価格調整をしたいという企業の気持ちはわかるとしたうえで、そのステルス性が反発を招き、だまし討ちされたと感じたロイヤルユーザーが離れていったと指摘している[6]。
ドロリッチガールズ
[編集]→詳細は「ドロリッチガールズ」を参照
ドロリッチのCM中で、グラビアアイドルらがイメージガールズとして採用された。
脚注
[編集]- ^ 2015年、グリコ乳業は江崎グリコに経営統合した。
- ^ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41511210Q9A220C1000000/
- ^ a b “デザート飲料「ドロリッチ」が3月で生産終了 新食感の飲むスイーツとして2009年にブーム”. ねとらぼ. 2023年9月13日閲覧。
- ^ 2017年5月以降の製品にはソースが加わり3層になっている
- ^ https://www.ryutsuu.biz/commodity/mn7359-3.html
- ^ a b c d “ドロリッチ生産終了は必然か 消費者離れの要因は「ステルス性」?”. J-CAST ニュース (2019年2月22日). 2023年9月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- Dororich (ドロリッチ) | グリコ乳業 at the Wayback Machine (archived 2013年9月15日)