ドワーフウィップレイ
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ドワーフウィップレイ | |||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Brevitrygon walga (Müller & Henle, 1841) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Dwarf whipray mangrove whipray |
ドワーフウィップレイ(the dwarf whipray、 他 mangrove whipray、Brevitrygon walga)は、アカエイ科に分類されるエイの一種。
太平洋中西部の大陸棚に生息する小型種。頻繁に漁獲され、国際自然保護連合のレッドリストでは近危急種とされている。
分布と生息地
[編集]タイ、カンボジア、ベトナムからシンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアまでの太平洋中西部に分布する。インドより西での記録は近縁種の可能性があり、その分布域は確定していない。生息水深は通常50 m未満で、大陸棚の砂地の海底近くに生息する[1]。
形態
[編集]全長は最大45 cmで[2]、体盤幅は通常24 cm[1]。体盤は楕円形で、吻は鈍く尖る。尾は鞭状で体盤よりも長く、尾褶は存在しない。雌は尾が短く、先端が丸い。尾の付け根付近には4 - 6本の毒棘がある。背面はベージュ色からピンクがかった色で、水中ではカブトガニと見間違えられる[3]。
生態
[編集]雄が雌の腹面を掴んで交尾を行う。胎生であり、妊娠期間は不明だが、胎仔は母親の子宮分泌液から栄養を得る[1]。産仔数は1 - 2で、体盤幅17 cmで性成熟する。
人との関わり
[編集]小型種のため本種を対象とした漁業は行われていないが、底引網で混獲され、食用になる[1]。個体数は減少傾向にあるため、IUCNによって近危急種に指定されている[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f Simpfendorfer, C.; Moore, A.; Elhassan, I.; Owfi, F.; Akhilesh, K.V. (2017). “Brevitrygon walga”. IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T104176764A111015783. doi:10.2305/IUCN.UK.2017-2.RLTS.T104176764A111015783.en 28 February 2024閲覧。.
- ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2024). "Brevitrygon walga" in FishBase. February 2024 version.
- ^ “Mangrove whipray: Himantura walga”. Wild Singapore. 2024年2月28日閲覧。