ドンバロフスキー
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ドンバロフスキー(ロシア語: Домбаровский)はロシア、オレンブルク州、ドンバロフスキー地区の村。
人口は2003年で9600人とされる。
酪農、印刷業、林業などが行われており、軍事基地が存在する。現在ではヤースヌイ宇宙基地の射場としても利用され、民間のロケットの打ち上げも行われている。
軍事基地
[編集]ドンバロフスキーには以下の航空隊が駐留していた。
- 412 IAP (第412要撃航空連隊) :1960年代初期にSu-9が、1970年代後半にはMiG-23Mが配備されていた。1993年に解体されている。
- 763 IAP (第763要撃航空連隊) :1991年にMiG-23が配備されていた[1]とされる
また、ロシア戦略ロケット軍第31ロケット軍第13ロケット師団の駐屯地であり、1960年代半ばに建築が始まりソビエト連邦の最大のICBM基地となっていた。座標は北緯50度45分59秒、東経59度32分40秒。最初の基地司令官はDmitri Chaplyginであった[2]。戦略ロケット軍の10個部隊がこの地域に駐留しており、6-10のサイロを運用していた。運用のピーク時には合計64機のミサイルサイロが存在した。
ロシアの報道によると2002年にはこの数は52に減っており、配備されているミサイルで最も多いのはRS-20型とその派生型であった。ミサイル基地の映像はグーグルアースで簡単に見ることができ、Zhetykol湖の北東にミサイルサイロを見ることができる。近辺では3つの防壁のある建物が特徴的である。
2004年12月22日ロケット軍はこの基地からカムチャッカ半島にR-36M2の試射を行った[3]。現在では航空基地は放棄されて荒廃している。
脚注
[編集]- ^ “Aviatsiya PVO”. Aviabaza KPOI. 2012年1月22日閲覧。
- ^ Dombarovskiy (Yasny) ICBM site
- ^ “Dombarovskiy”. Astronautix.com (2007年11月17日). 2008年5月15日閲覧。