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ドン・レンデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドン・レンデル
Don Rendell
出生名 Donald Percy "Don" Rendell
生誕 (1926-03-04) 1926年3月4日
出身地 イングランドの旗 イングランド プリムス
死没 (2015-10-20) 2015年10月20日(89歳没)
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 テナー・サクソフォーン、ソプラノ・サクソフォーン、クラリネット、フルート
活動期間 1943年 - 2015年

ドン・レンデルDon Rendell1926年3月4日 - 2015年10月20日)は、イングランドプリムス出身のジャズサクソフォーン奏者。テナー・サクソフォーン、ソプラノ・サクソフォーン、クラリネットフルートを演奏した。

略歴

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初期にレスター・ヤングスタン・ゲッツ、中期にソニー・ロリンズジョン・コルトレーンの影響を受け、ハード・バップ奏法から後期はモーダルな奏法へと進んだ。

1950年代初頭からジョニー・ダンクワース、テッド・ヒース等のイギリスの名門ビッグ・バンドで活動。1961年にザ・ニュー・ドン・レンデル・クインテット[1]名義で発表したアルバム『Roarin'』でグレアム・ボンドと共演[2]。1963年にイギリスのトランペット奏者イアン・カーとドン・レンデル・イアン・カー・クインテットを結成[3]、『シェイズ・オブ・ブルー』[4]『ダスク・ファイア』[5]等の作品を録音した。その後もニール・アードレイ等のアルバムに参加。リーダー・アルバムも数多く残している。

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • Meet Don Rendell (1955年、Tempo)
  • Playtime (1958年、Decca)
  • 『ローリン』 - Roarin' (1961年、Jazzland)
  • 『シェイズ・オブ・ブルー』 - Shades of Blue (1965年、Columbia) ※with イアン・カー
  • 『ダスク・ファイア』 - Dusk Fire (1966年、Columbia) ※with イアン・カー
  • 『フェイズ・スリー』 - Phase III (1968年、Columbia) ※with イアン・カー
  • 『チェンジ・イズ』 - Change Is (1969年、Columbia) ※with イアン・カー
  • 『ライヴ』 - Live (1969年、Columbia) ※with イアン・カー
  • 『ギリシャ変奏曲』 - Greek Variations & Other Aegean Exercises (1970年、Columbia) ※with イアン・カー、ニール・アードレイ
  • Space Walk (1972年、Columbia)
  • Live at the Avgarde Gallery Manchester (1975年、Spotlite) ※with ジョー・パリン
  • Just Music (1976年、Spotlite) ※with バーバラ・トンプソン
  • Earth Music (1979年、Spotlite)
  • Time Presence (1988年、DR)
  • If I Should Lose You (1992年、Spotlite)
  • What Am I Here For? (1996年、Spotlite)
  • Live in London (2003年、Harkit) ※with イアン・カー
  • Phase III/Live (2004年、BGO) ※with イアン・カー
  • Touch Links of Gold & A Portuguese Portrait (2004年、Spotlite)
  • Original 1964-68 Recordings/Live from the Antibes Jazz Festival (2007年、Spotlite) ※with イアン・カー
  • 『ライヴ・アット・ザ・ユニオン1966』 - Live at the Union 1966 (2010年、Reel Recordings) ※with イアン・カー
  • Live at Klooks Kleek (2017年、Record Collector Magazine)

参加アルバム

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ジョニー・ダンクワース

  • Lifeline (1973年、Philips)
  • Movies 'n' Me (1974年、RCA)
  • A Lover and His Lass with Cleo Laine (1976年、Esquire)

マイケル・ガーリック

  • A Jazz Cantata (1969年、Erase)
  • Black Marigolds (1966年、Argo)
  • The Heart Is a Lotus (1970年、Argo)
  • Mr. Smith's Apocalypse (1971年、Argo)
  • Home Stretch Blues (1972年、Argo)
  • Troppo (1974年、Argo)
  • Parting Is Such (1995年、Jazz Academy)
  • Prelude to Heart Is a Lotus (2013年、Gearbox)

その他

  • ニール・アードレイ : A Symphony of Amaranths (1972年、Regal Zonophone)
  • ニール・アードレイ : On the Radio: BBC Sessions 1971 (2017年、Dusk Fire)
  • Amancio D'Silva : Integration (1969年、Columbia)
  • Amancio D'Silva : Konkan Dance (2006年、Vocalion)
  • ケニー・グラハム : Presenting Kenny Graham (2008年、Vocalion)
  • ジョー・ハリオット : Genius (2000年、Jazz Academy)
  • テッド・ヒース : Our Kind of Jazz (1959年、Decca)
  • Richard Hewson : Love Is... (1978年、Splash)
  • Jutta Hipp : Leonard Feather Presents Cool Europe (1994年、Verve)
  • Brian Priestley : Love You Gladly (1988年、Cadillac)
  • Cyril Stapleton : All Time Big Band Hits (1959年、Richmond)
  • スタン・トレイシー : The Latin-American Caper (1969年、Columbia)
  • スタン・トレイシー : We Love You Madly (1969年、Columbia)
  • Guy Warren : Afro-Jazz (1969年、Columbia)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Discogs”. 2024年9月30日閲覧。
  2. ^ Discogs”. 2024年9月30日閲覧。
  3. ^ Discogs”. 2024年9月30日閲覧。
  4. ^ Discogs”. 2024年9月30日閲覧。
  5. ^ Discogs”. 2024年9月30日閲覧。

外部リンク

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