ナガミル
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ナガミル | ||||||||||||||||||||||||
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ナガミル
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Codium cylindricum Holmes 1896 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ナガミル |
ナガミル(長海松、学名:Codium cylindricum)は、沿岸域に生育する緑藻の一種。
ミルと呼ばれるグループのなかでは比較的大型に生長し、ときに海底を覆いつくすほど繁茂する。
分布
[編集]本州中部太平洋沿岸から瀬戸内海、九州、八丈島、小笠原、日本海の各所。
形態
[編集]叉状に枝分かれしながら伸長して、ときに10m以上にも達する。太さは1cm程度と太く、表面にザラザラと小嚢細胞が肉眼視できることが特徴。色は明緑色で、ちぎれやすい。同属のクロミルC. divaricatumに似ているが、分枝部分や小嚢細胞の形で区別できる。
生態
[編集]波の穏やかな砂地に点在する転石や礫を基盤として生育。藻体は立ち上がらずに海底を這うように生長する。
参考文献
[編集]- 神谷充伸(2012):ネイチャーウォッチングガイドブック海藻-日本で見られる388種の生態写真+おしば標本-.誠文堂新光社.271pp.
- 新崎盛敏(2002):原色新海藻検索図鑑.北隆館.205pp.
- 鈴木雅大:生きもの好きの語る自然誌.ナガミル(2024年4月20閲覧).