ナベシャツ
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ナベシャツは、乳房を目立たなくし胸板風に見せることを目的として考案されたシャツ[1]、補正下着に分類されることもある[2]。「オナベの人が着るシャツ」の意である[1]。男装趣味の女性や、女性の身体に違和感を覚える人が利用し、胸を小さく見せる、胸を潰して平らに見せる効果がある[3]。乳首および乳房を目立たなくし、胸板風の外見を作り出す[1]。ベストの構造をしており、身体の前の中央でファスナーを下げて着用し、ファスナーを上げる[1]。締め付けが強力であるため、着用者によっては1時間に1度程度は脱がないと身体がもたないことも少なくない[4]。
ナベシャツを製造販売する「洋服のオカ」は「元祖ナベシャツオカ」を掲げており、同社に依れば、1972年(昭和47年)に大阪の水商売のオナベの人に依頼されて考案し、誕生した商品。命名も同社によるとのこと[5]。
出典
[編集]- ^ a b c d インパクション (インパクト出版会) (第131号): 175. (2002).
- ^ “災害時、“多様な性”尻込み 自治体「配慮」4分の1 避難所利用、ためらう当事者”. 毎日新聞. (2020年1月18日) 2021年3月6日閲覧。
- ^ 平安寿子『こんなわたしで、ごめんなさい』実業之日本社、2016年、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4408552873。
- ^ 日高奈緒 (2020年7月19日). “生理ショーツはくと「死にたくなる」驚いた女優は前例ない下着作った”. ウィズニュース. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “ナベシャツの製造、販売 元祖ナベシャツ 洋服のオカ”. 洋服のオカ. 2018年4月16日閲覧。