ナマン・ケイタ
| ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ナマン・ケイタ(2006) | ||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | ナマン・ケイタ | |||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | フランス | |||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 400m障害走 | |||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1978年4月9日(46歳) | |||||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | フランス、パリ | |||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 196cm | |||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 86kg | |||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | 400mH : 48秒17 (2004年) | |||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
編集 |
ナマン・ケイタ(Naman Keïta、1978年4月9日 - )は、フランスの陸上競技選手。400mハードルを得意とする選手で、4×400mリレーでも優れた成績を残している。2004年アテネオリンピックの銅メダリストである。父親がマリ出身であるため、ケイタも2000年までマリの代表として大会に出場していた。現在でも400mハードルのマリ記録を持っている。
経歴
[編集]ケイタは、2002年のヨーロッパ選手権の4×400mリレーで銅メダルを獲得。2003年の地元パリで開催された世界選手権では400mハードルと4×400mリレーに出場。400mハードルは準決勝で敗れたものの、4×400mリレーは決勝に進出し、アメリカに次いで2位でゴールした。しかし、後にアメリカのカルビン・ハリソンの薬物違反が判明し、アメリカは失格。フランスが繰り上がりの金メダルを獲得した。
2004年のアテネオリンピックの400mハードルでは、後方から追い上げるレースを見せ、7番手から最後の直線で前を走っていた選手を追い抜いてゆき、48秒26で、ドミニカ共和国のフェリックス・サンチェス、ジャマイカのダニー・マクファーレンに次いで銅メダルを獲得した。翌2005年のヘルシンキで開催された世界選手権では5位に終わっている。2006年のヨーロッパ選手権では、3番手を走っていたがゴール直前イギリスのリース・ウィリアムズにかわされ4位に終わった。しかし、4×400mリレーでは、3分01秒10で、イギリスをおさえ金メダルを獲得している。
ケイタは、2007年、大阪で開催された世界選手権に出場。400mハードルは準決勝で敗退したものの、試合後、ドーピング検査で陽性反応があり失格となった。大会後10月に2年間の出場停止処分が課され、北京オリンピックへの出場機会を逃すこととなった。
自己ベスト
[編集]- 200m - 21秒48 (2006年)
- 400m - 45秒74 (2004年)
- 400mハードル - 48秒17 (2004年)
主な実績
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
---|---|---|---|---|---|
2002 | ヨーロッパ陸上選手権 | ミュンヘン(ドイツ) | 4×400mリレー | 3位 | 3分02秒76 |
2003 | 世界陸上選手権 | パリ(フランス) | 400mハードル | 8位(sf) | 49秒57 |
2003 | 世界陸上選手権 | パリ(フランス) | 4×400mリレー | 1位 | 2分58秒96 |
2004 | オリンピック | アテネ(ギリシャ) | 400mハードル | 3位 | 48秒26 |
2005 | 世界陸上選手権 | ヘルシンキ(フィンランド) | 400mハードル | 5位 | 48秒28 |
2005 | 世界陸上選手権 | ヘルシンキ(フィンランド) | 4×400mリレー | 6位 | 3分03秒10 |
2006 | ヨーロッパ陸上選手権 | イェーテボリ(スウェーデン) | 400mハードル | 4位 | 49秒13 |
2006 | ヨーロッパ陸上選手権 | イェーテボリ(スウェーデン) | 4×400mリレー | 1位 | 3分01秒10 |
2006 | IAAFワールドカップ | アテネ(ギリシャ) | 400mハードル | 5位 | 49秒53 |
2006 | IAAFワールドカップ | アテネ(ギリシャ) | 4×400mリレー | 4位 | 3分03秒85 |
2007 | 世界陸上選手権 | 大阪(日本) | 400mハードル | -(sf) | DQ |
- sfは準決勝
外部リンク
[編集]- ナマン・ケイタ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ナマン・ケイタ - Olympedia
- TBS「世界陸上ヘルシンキ」 トリコロールビッグフット ナマン・ケイタ