ファミリーシリーズ
ファミリーシリーズ | |
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ジャンル |
スポーツゲーム レースゲーム ボードゲーム |
開発元 |
バンダイナムコゲームス(旧:ナムコ) 日本物産 ゲームスタジオ ソニー ゲームアーツ アートマン コンパイル |
発売元 |
バンダイナムコゲームス(旧:ナムコ) ソニー ゲームアーツ |
主な製作者 |
岸本好弘 遠藤雅伸 くんちゃん 小沢純子 川元義徳 ほか |
1作目 |
プロ野球ファミリースタジアム (1986年12月10日) |
最新作 |
ファミリーフィッシング (2011年8月4日) |
ファミリーシリーズ(Family Series)は、1986年12月10日にナムコおよびバンダイナムコゲームス(後のバンダイナムコエンターテインメント)が発売したファミリーコンピュータ(ファミコン)用ソフト『プロ野球ファミリースタジアム』(以下、初代ファミスタ)をはじめ、同社から発売されたタイトルに「ファミリー」を冠した日本のコンピュータゲーム作品の総称である。
概要
[編集]初代ファミスタが発売された翌年以降、ファミリージョッキーを皮切りに、「ファミリー」を冠したファミコンソフトを次々と発売した。その後、ファミスタをはじめ「ファミリー」を冠したソフトがファミコン以外の任天堂製ゲーム機でも発売された。それらを『ファミリーシリーズ』[1]または当時の家庭用ゲームソフト(パソコン用ソフト含む)に使用されたブランド名「ナムコット(namcot)」[2]を冠し『ナムコットファミリーシリーズ(Namcot Family Series)』[3]と総称されることがある(後者については、商標登録[4]もされている)。
多くの作品はファミスタ同様シリーズ化や他機種への移植が行われている。このうち、ファミコンの『ファミリーボクシング』については、続編となる作品がソニーから発売されたMSX2用ソフト『ファミリーボクシング MSXタイトルマッチ』のみで、ほかはファミコン版の移植だった。
また、ファミスタの姉妹作『プロ野球ワールドスタジアム』についても、アーケードやPCエンジンにおいて、「ワールド」を冠した他ジャンルの作品を発表した(『プロテニス ワールドコート』『ワールドサーキット』『ワールドジョッキー』)。
2008年に発売された一連のWii用体感型スポーツゲーム作品については、『「ファミリープロジェクト」シリーズ』[5]『スポーツわいわい』というシリーズ名も使われている。また、1986年から1989年にバンダイがファミコン用ソフトとして発売していた『ファミリートレーナー』シリーズ[6]も、このとき発売したWii版より本シリーズに吸収された[7]。
家庭用ゲーム機以外でも、業務用のボウリングゲームとして『ファミリーボウル』を1998年に稼働開始[8]。また、携帯アプリでも「ファミリー」を冠するオリジナルタイトルが複数配信されている。
作品一覧
[編集]- ファミスタシリーズ(1986年より。一部開発元はコンパイル、一部発売元はゲームアーツ)
- ファミリージョッキーシリーズ(1987年より)
- ファミリーボクシングシリーズ(1987年より。元は1985年にウッドプレイスから発売されたアーケードゲーム『KING OF BOXER』。続編はソニー発売)
- ファミリーテニスシリーズ(1987年より)
- ファミリーマージャンシリーズ(1987年より。日本物産開発)
- ファミリーサーキットシリーズ(1987年より。ゲームスタジオ開発)
- ファミリーピンボール(1989年。アートマン開発)
- ファミリーボウル(1998年。アーケードゲーム)
- スーパーファミリーゲレンデ(1998年、専用カセットによる書き換えサービスニンテンドウパワーを通じて販売されたスーパーファミコン用ゲームソフト)
- ファミリーゲートボール(2004年、携帯アプリ)
- ファミリービーチバレー(2004年、携帯アプリ)
- ファミリー将棋(2005年、携帯アプリ)[9]
- ファミリービリヤード(2005年、携帯アプリ)
- ファミリーダーツ(2005年、携帯アプリ)
- ファミリートレーナーシリーズ(2008年、バンダイナムコゲームス発売)
- ファミリースキーシリーズ(2008年、バンダイナムコゲームス発売)
- ファミリーフィッシング(2011年、バンダイナムコゲームス発売、Wii)
CM
[編集]「スポーツわいわい」シリーズと銘打った一連のWii用ソフトが発売される2008年1月中旬から6月にかけて、タッキー&翼を起用したTVCMが全国ネットで放送された[5][10]。
備考
[編集]「ファミリー」を冠しないため通例はシリーズ作品として扱われないが、1988年よりファミコンで2タイトルが発売されたゴルフゲーム『ナムコクラシック』(1992年発売の『II』は1998年に『ナムコアンソロジー2』収録の1タイトルとしてリメイク)、またスーパーファミコンで発売された実質的続編の『ナムコットオープン』が関連作品として存在する。1989年には姉妹作としてアーケードゲーム『プロゴルフ グランドスラム』がリリースされる予定であったが、開発中止となっている。
脚注
[編集]- ^ 『ファミスタ64』では、みなとの横球場のスコアボード横に「ファミリーシリーズ」と書かれた看板が見られる。
- ^ 1984年1月18日発売のMSX用『パックマン』から1995年3月31日発売のプレイステーション用『鉄拳』および同年10月20日発売のゲームギア用『ギアスタジアム平成版』まで使用。
- ^ 参考:『ザ・プロフェッショナル ファミリーボクシング・ファミリースタジアム・ファミリージョッキー』(1987年8月22日、JICC出版局より「ファミコン必勝本 フライデースペシャル」シリーズの第55巻として発行。書籍コード:ISBN 4880633151)
- ^ 商標登録番号:第3075817号(登録日:1995年9月29日)、商標登録番号:第3157723号(登録日:1996年5月31日)
- ^ a b NBGI公式サイト内お知らせ(2007年12月25日付)
- ^ 1作目は、初代ファミスタより早い11月12日だった。
- ^ 2006年3月31日に、それまでの同社ビデオゲーム事業部が旧ナムコへ統合され、NBGIとなったことによるもの。
- ^ NBGI公式サイト内『ファミリーボウル』情報サイト
- ^ アイマジックの同名将棋ゲームとは無関係。
- ^ タッキー&翼のCM出演履歴 ※オリコンスタイルより。