ナンデ語
表示
ナンデ語 ンダンディ語、ユィラ語 | |
---|---|
話される国 | コンゴ民主共和国 |
地域 | 北キヴ州 |
話者数 | 903,000人(1991年) |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字 |
言語コード | |
ISO 639-3 |
nnb |
Glottolog |
nand1264 [1] |
ナンデ語(ナンデご)はコンゴ民主共和国で話されるバントゥー語である。ンダンディ語あるいはユィラ語ともいう。コンゴのナンデ族とウガンダのコンジョ族はユィラ(バユィラ)と自称する単一民族である。彼らの故郷は2国の間にあるルウェンゾリ山地である。彼らの言葉は方言程度の違いしかない。ナンデ語にはナンデ標準語、クンブレ方言、マテ方言、タンギ方言、サンザ方言、シュ方言、ソンゴラ方言(ソンゴーラ、ニャンガラ)、スワガ方言、キラ方言があり、ナンデ語では方言名の前に「エキ」を付けて表現する。シュ語として知られる様々な言語から、かつては「エキシュカーリ(シュカーリ方言)」が女性の間で話されていることが知られている[2]。これは少女だけに伝えられる「秘密の隠語」の存在を示す手がかりである。コンゴのナンデ族にはエフェ族と封建関係を結ぶ者もいる。
言語名別称
[編集]- Banande
- Bayira
- Kinande
- Kinandi
- Nandi
- Ndande
- Ndandi
- Northern Nande
- Orundande
方言
[編集]- Ekisongoora (Nyangala, Songola)
- Kumbule (Ekikumbule)
- Mate (Ekimate)
- Nande
- Sanza (Ekisanza)
- Shu (Ekishu)
- Swaga (Ekikira, Ekiswaga)
- Tangi (Ekitangi)
- Yira (Ekiyira)
脚注
[編集]- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Nande”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
- ^ Margaret Arminel Bryan, compiler, The Bantu Languages of Africa, Oxford University Press 1959 ,page 96.