ナントゥ
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ナントゥは、沖縄県で食される菓子の一種。「年頭」の沖縄方言から「ナントゥ」[1]、またはナントゥー[2]とも呼ばれる。 味噌味のものは、「年頭味噌」の沖縄方言からナントゥースー[2]、ナットゥンス[3][4]、ナントゥンス[5]とも呼ばれる。
概要
[編集]ムーチーに香辛料が入ったもので、かつては正月やお盆の際に仏壇に供える時だけに食べられていた[6]。 エスニックな味で、みそ・黒糖・白糖・胡椒などで味付けされている[6]。
作り方
[編集]餅米粉に黒糖や味噌、ヒハツなどをねりまぜ、月桃の葉にのせ、上に生のピーナッツを十文字に飾って蒸す[3]。
出典
[編集]- ^ “「ナントゥもち」の「ナントゥ」の意味とは?”. マルキヨ製菓 STAFF BLOG お菓子な琉球話. マルキヨ製菓 (2016年12月26日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ a b “お正月といえばナントゥの味噌について考えたい”. 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ). DEEokinawa (2017年1月13日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ a b “ナットゥンス”. 琉球新報 (琉球新報社). (2003年3月1日) 2020年11月23日閲覧。
- ^ “沖縄スイーツ「ナットゥンス」”. ジャパン味噌プレス. ミソド (2017年12月15日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “ナントゥンス|沖縄のごちそうレシピ”. fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜. タイムス住宅新聞社 (2017年2月23日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ a b “ナントゥ”. 県産品紹介サイト おきなわさん. 県産品紹介. 沖縄インターネット放送. 2020年11月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “沖縄の餅について(ムーチーやナントゥなど)の資料があるか。”. レファレンス共同データベース. 国立国会図書館. 2020年11月23日閲覧。