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ナンヨウチビアシナガバチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナンヨウチビアシナガバチ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目) Apocrita
上科 : スズメバチ上科 Vespoidea
: スズメバチ科 Vespidae
: チビアシナガバチ属 Ropalidia
: ナンヨウチビアシナガバチ
R. marginata
学名
Ropalidia marginata
(Lepeletier, 1836)
和名
ナンヨウチビアシナガバチ

ナンヨウチビアシナガバチ(学名:Ropalidia marginata)は、ハチ目スズメバチ科の昆虫の一種。

分布

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東南アジアマリアナ諸島を原産地とする[1]

日本の硫黄島に移入分布している[2]。定着が確認されたのは1981年のことで、米軍の物資に紛れ込んで導入されたと考えられる[2]

特徴

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体長は、女王バチで17mm、働きバチで14-15mm[2]。濃い赤褐色の体で、腹部第2節の後端に黄色の斑紋がある[2]

小笠原諸島に分布が拡大した場合、在来種の昆虫に悪影響を与える恐れがある[2]。そのため、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[2]

参考文献

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  1. ^ ナンヨウチビアシナガバチ 国立環境研究所 侵入生物DB
  2. ^ a b c d e f 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7