ナーシルッディーン・ヌスラト・シャー
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ナーシルッディーン・ヌスラト・シャー | |
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トゥグルク朝対立君主 | |
ナーシルッディーン・ヌスラト・シャーのコイン | |
在位 | 1394年 - 1398年 |
死去 |
1398年 |
王朝 | トゥグルク朝 |
ナーシルッディーン・ヌスラト・シャー(Nasir-ud-Din Nusrat Shah, 生年不詳 - 1398年)は、北インドのデリー・スルターン朝、トゥグルク朝の対立君主(在位:1394年 - 1398年)。第4代君主のギヤースッディーン・トゥグルク2世の弟にあたる。
生涯
[編集]1394年、トゥグルク朝の君主アラー・ウッディーン・シカンダル・シャーが死亡し、弟のナーシルッディーン・マフムード・シャーが継承した[1]。
だが、これに反対する貴族らはマフムード・シャーの甥ナーシルッディーン・ヌスラト・シャーを擁立し、宮廷は二分されるところとなった[1]。マフムード・シャーはデリーを、ヌスラト・シャーはフィールーザーバードをそれぞれ支配し、争いを繰り広げた[1]。
1398年、ヌスラト・シャーはティムールのインド侵略のあった年に死亡している。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- フランシス・ロビンソン 著、月森左知 訳『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』創元社、2009年。