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ナ行変格活用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本語動詞の活用の種類
文語 口語
四段活用
ナ行変格活用
ラ行変格活用
下一段活用
五段活用
下二段活用 下一段活用
上一段活用
上二段活用
上一段活用
カ行変格活用
サ行変格活用

ナ行変格活用(ナぎょうへんかくかつよう)とは、日本語の文語文法における動詞活用のひとつである。活用語尾が、五十音図のナ行の音をもとにして、変則的な変化をする。縮めて「ナ変」とも呼ぶ。この活用をするのは「死ぬ」「往ぬ(去ぬ)」二語のみである。口語では「死ぬ」は五段活用へと変化し、「往ぬ(去ぬ)」は首都圏方言では使用されず、他地域の方言に残る。助動詞」も同様の活用をする。

ナ行変格活用の例

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死ぬ[1]

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ナ行変格活用動詞の活用

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基本形 活用形
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
去(い)ぬ ぬる ぬれ
死(し)ぬ ぬる ぬれ

脚注

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  1. ^ 小柳智一、2008年3月17日「古典文法研究と古典文法教育 動詞の活用についての実践例」『教育実践研究』(福岡教育大学)16号6ページ目参照、https://hdl.handle.net/10780/572