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ニコラス・ウォータース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコラス・ウォータース
基本情報
本名 Nicholas O'Brian Walters
通称 Axe Man(斬首人、斧切男)
階級 スーパーフェザー級
身長 170cm
リーチ 185cm
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
誕生日 (1986-01-04) 1986年1月4日(38歳)
出身地 モンテゴ・ベイ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 31
勝ち 29
KO勝ち 22
敗け 1
引き分け 1
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ニコラス・ウォータースNicholas Walters1986年1月4日 - )は、ジャマイカプロボクサーモンテゴ・ベイ出身。元WBA世界フェザー級スーパー王者

来歴

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アマチュア時代

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2007年、パンアメリカン競技大会フェザー級(57kg)で出場したが1回戦で敗退した[1]

2007年、アメリカのシカゴで開催された世界ボクシング選手権にフェザー級(57kg)で出場したが1回戦で敗退した[2]

プロ時代

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2008年8月2日、プロデビュー。

2012年12月8日、キングストンのナショナルインドアセンターで、ドーリス・プレスコットとWBA世界フェザー級レギュラー王座決定戦を行い、4回・5回・7回に計3度ダウンを奪い7回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]

2014年5月31日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオコタイ・アリーナで、WBA世界フェザー級13位で元世界2階級制覇王者のビック・ダルチニアンと対戦し、2回に右アッパーで先制ダウンを奪い、5回には左フックから右フックでダウンを奪い、最後は左フック一撃でダルチニアンを失神KO。5回2分22秒KO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[4]

2014年10月18日、カリフォルニア州カーソン スタブハブ・センター・テニスコートにてゲンナジー・ゴロフキンマルコ・アントニオ・ルビオの前座でWBA世界フェザー級スーパー王者ノニト・ドネアと団体内統一戦を行い、3回と6回にダウンを奪い6回2分59秒KO勝ちを収め団体内王座統一に成功した[5][6]。11月12日、WBAの2014年10月度の月間優秀選手に選ばれた[7][8][9]

2015年2月21日、WBAはウォータースをスーパー王座に認定した[10][11]

2015年3月21日、ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデン・シアターでガマリエル・ロドリゲスと4度目の防衛戦を行う予定だったが、ウォータースがインフルエンザに感染したため試合は延期となった[12][13]

2015年6月13日、マディソン・スクエア・ガーデン・シアターでWBA世界フェザー級7位でアマチュア時代に負けているミゲル・マリアガと対戦し、4度目の防衛戦を行う予定だったが、前日計量でウォータースがフェザー級の規定体重である126ポンド(57.15kg)を1.4ポンド超過の127.4ポンド(57.79kg)を計測し、1時間半後の再計量でも127ポンドを計測し体重超過による計量失格で王座剥奪となった為[14]、試合はウォータースが勝てば王座は空位になり、マリアガが勝てば王座獲得となるという条件で行われ、ウォータースが12回3-0(118-109、117-110、119-108)の判定勝利を収めた為、王座は空位となった[15][16]

2015年12月19日、ニューヨーク州ヴェローナターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノルイス・オルティスvsブライアント・ジェニングスの前座でジェイソン・ソーサとスーパーフェザー級契約で対戦し、10回0-1(2者が95-95、94-96)で引き分けに終わりデビュー戦から続いていた連勝が26でストップした。しかし、この判定は大きな物議を醸し、この試合を放送していたHBOのスコアは99-91でウォータースを支持していた[17]

2016年11月26日、ザ・コスモポリタンでWBO世界スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコと対戦し、ウォータースが7回終了時に棄権した為プロ初黒星を喫すると共に2階級制覇に失敗した[18][19][20]

2017年8月19日、ネブラスカ州リンカーンピナクル・バンク・アリーナテレンス・クロフォードvsジュリアス・インドンゴ戦の前座でアルツロ・サントス・レイジェスと対戦する予定であったが[21]、ウォータースが高熱による体調不良により欠場となった[22]

2023年2月25日、約6年4カ月ぶりに復帰戦を行い、8回判定勝ちを収めた。

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 15.Panamerican Games - Rio de Janeiro, Brazil - July 20-28 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月1日閲覧。
  2. ^ 14.World Championships - Chicago, USA - October 23 - November 3 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年1月25日閲覧。
  3. ^ ウォーターズが地元で戴冠 WBAフェザー級王座決定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月10日
  4. ^ ウォータースがダルチニアンを5回KO Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月31日
  5. ^ ドネア、ウォータースに6回KO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月19日
  6. ^ Nicholas Walters annihilated Nonito Donaire by KO6 WBA公式サイト 2014年10月19日
  7. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年11月12日
  8. ^ Sergey Kovalev is the WBA boxer of the month WBA公式サイト 2014年11月13日
  9. ^ 清田祐三が12.9初防衛戦、WBA月間MVPはコバレフ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月14日
  10. ^ Walters is the new 126 lbs. super champion and Cuellar promoted to regular champion WBA公式サイト 2015年2月21日
  11. ^ 内山高志とウォータースがスーパー王者に昇格 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月22日
  12. ^ Nicholas Walters KO'd By Flu For Planned March 21 Return”. BoxingScene.com (2015年2月2日). 2015年2月3日閲覧。
  13. ^ ウォータースが防衛戦を延期、インフルエンザに感染 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月3日
  14. ^ Nicholas Walters stripped of world title after failing to make weight ESPN 2013年6月13日
  15. ^ ウォータース、マリアガに3-0勝利、王座は空位に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年6月14日
  16. ^ Walters Defeats Marriaga WBA公式サイト 2015年6月14日
  17. ^ オルティスKO勝ち、ウォータース不運なドロー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月20日
  18. ^ ロマチェンコTKO勝ち、ウォータース完敗認める”. Boxing News(ボクシングニュース) (2016年11月27日). 2020年11月2日閲覧。
  19. ^ Lomachenko makes Walters say No Mas Fightnews.com 2016年11月27日
  20. ^ ロマチェンコTKO勝ち、ウォータース完敗認める Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月27日
  21. ^ 10.7クローラvsバーンズ、ウォータース復帰戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月8日
  22. ^ あすクロフォードvsインドンゴ、SL級4団体統一戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月19日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
セレスティーノ・カバジェロ
WBA世界フェザー級王者

2012年12月8日 - 2015年2月21日

空位
次タイトル獲得者
ヘスス・クエジャル
前王者
ノニト・ドネア
WBA世界フェザー級スーパー王者

2015年2月21日 - 2015年6月12日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
レオ・サンタ・クルス