ニコラス・メイヤー
表示
ニコラス・メイヤー Nicholas Meyer | |
---|---|
2008年 | |
生年月日 | 1945年12月24日(78歳) |
出生地 | ニューヨーク州ニューヨーク |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 映画監督、脚本家、映画プロデューサー、作家 |
ニコラス・メイヤー(英: Nicholas Meyer、1945年12月24日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク出身の映画監督、脚本家、作家、映画プロデューサー。アイオワ大学卒業。
ニコラス・マイヤーと表記した方が原音に近いが、日本語カナ表記としては「メイヤー」が定着している[1][2]。
人物
[編集]『スタートレック』シリーズや『ザ・デイ・アフター』の監督、脚本家として有名。また、『コラテラル・ダメージ』では製作総指揮を務めている。
『スタートレック』では「キャラクターが年をとったことを隠さない」方針を発案し、結果物語に人生・成長・老いが深く関わるようになり、後のシリーズに多大な影響を与えた。
作家としては『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』など、『シャーロック・ホームズシリーズ』のパスティーシュを数冊書いている。
主な作品
[編集]監督
[編集]- タイム・アフター・タイム Time After Time (1979年) 脚本も
- スタートレックII カーンの逆襲 Star Trek II: The Wrath of Khan (1982年) クレジットなしで脚本も
- ザ・デイ・アフター The Day After (1983年) テレビ映画
- フェアリーテール・シアター「ハーメルンの笛吹き男」 Faerie Tale Theatre: The Pied Piper of Hamelin (1985年) テレビドラマ、脚本も
- ピース・フォース Volunteers (1985年) 劇場未公開
- デシーバーズ/暗黒の大地 The Deceivers (1988年) 劇場未公開
- ロシアン・ルーレット Company Business (1991年) 脚本も
- スタートレックVI 未知の世界 Star Trek VI: The Undiscovered Country (1991年) 脚本も
- シシリアン/虐殺の地 Vendetta (1999年) 劇場未公開
脚本
[編集]- インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ〜蜂女〜 Invasion of the Bee Girls (1973年) 劇場未公開
- アメリカを震撼させた夜 The Night That Panicked America (1975年) テレビ映画
- シャーロック・ホームズの素敵な挑戦 The Seven-Per-Cent Solution (1976年) 自身の原作の映画化
- スタートレックIV 故郷への長い道 Star Trek IV: The Voyage Home (1986年)
- ジャック・サマースビー Sommersby (1993年)
- アンダーフィールド The Informant (1997年) 劇場未公開、製作総指揮も
- プリンス・オブ・エジプト The Prince of Egypt (1998年) ※加筆担当
- 白いカラス The Human Stain (2003年)
- エレジー Elegy (2008年)
- スタートレック:ディスカバリー Star Trek: Discovery (2017年)
プロデューサー
[編集]- メディチ Medici (2016年-2019年)
- スタートレック:ディスカバリー Star Trek: Discovery (2017年-)
翻訳された著書
[編集]- ワトスン博士の未発表手記によるシャーロック・ホームズ氏の素敵な昌険 故ジョン・H.ワトスン博士 (著), ニコラス・メイヤー (編集), 田中融二 (翻訳) 立風書房 (1975年) のち、扶桑社ミステリー
- ウエスト・エンドの恐怖―シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険 故ワストン博士 (著) ニコラス・メイヤー (著, 編集), 田中融二 (翻訳) 立風書房 1977 のち扶桑社ミステリー
受賞
[編集]- 第7回サターン脚本賞(1979年、「タイム・アフター・タイム」)
- 第10回サターン監督賞(1982年、「スタートレックII カーンの逆襲」)
- 1975年度ゴールド・ダガー賞(シャーロック・ホームズ氏の素敵な挑戦)