ニコラ・バクリ

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ニコラ・バクリ
ニコラ・バクリ,2006年。
基本情報
生誕 (1961-11-23) 1961年11月23日(62歳)
フランスの旗 フランスパリ
ジャンル 現代古典
職業 作曲家
活動期間 1976-
公式サイト http://www.nicolasbacri.net/

ニコラ・バクリNicolas Bacri1961年11月23日 - )は、フランス作曲家

生涯[編集]

1961年11月23日パリ生まれ。はじめピアノを学び,1975年からフランソワーズ・レヴェチン=ガングロフ(en:Françoise Levechin-Gangloff)及びクリスチャン・マナン(en:Christian Manen)に,1979年からルイ・サゲ(en:Louis Saguer)に解釈法,和声法および作曲法を師事。1980年にパリ高等音楽学校へ進んでクロード・バリフ(en:Claude Ballif),マリユス・コンスタンセルジュ・ニグ,ミシェル・フィリポ(en:Michel Philippot)に師事。1983年に作曲法科で一等を得た。在学中,1982年には仏文化省の委嘱を受け弦楽四重奏曲二番を作曲。翌年にはリヨン音楽院の委託でセレナード二番を作曲するなど早くから評価された。1983年にローマ大賞を獲得し,1985年までヴィラ・メディチに留学。その後も仏文化省(夜想曲:1985年:ヴィタとモル:1992年),仏国営放送(クラリネット協奏曲:1986年,5つのモテット:1998年),仏国立管弦楽団(カンタータ第4番:1995年)などの委嘱を受け作曲活動を展開。

受賞歴[編集]

4度のSACEM賞(fr:Grand prix Sacem, 1987年,1992年,1995年,2006年)受賞や仏芸術院ピエール・カルダン賞(1994年)など豊富な受賞歴を誇る。1993年にエトセトラ社(en:Etcetera Records)から出た作品集で仏新アカデミー・ディスク(la Nouvelle Académie du Disque)大賞。

作品について[編集]

1995年から翌年に掛けて,仏交響楽団の客員作曲家,1995年から1998年までピカルディ管弦楽団(fr:Orchestre de Picardie)付の招聘作曲家。作風はアンドレ・ジョリヴェやコンスタンの影響が強い。

外部リンク[編集]