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ニチロ工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニチロ工業株式会社
Nichiro-Kogyo Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
221-0864
神奈川県横浜市神奈川区菅田町2800番地
設立 1950年(昭和25年)1月6日
業種 機械
事業内容 梱包機・新聞発送システムなどの製造
代表者 下島敏男 (代表取締役社長、ストラパック社長)
資本金 3億6,000万円
営業利益 △3億52百万円(2009年3月期)
純利益 △2億23百万円(2009年3月期)
純資産 18億79百万円(2009年3月31日現在)
総資産 61億67百万円(2009年3月31日現在)
従業員数 185名
決算期 3月31日
外部リンク www.nichirokogyo.co.jp
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ニチロ工業株式会社(ニチロこうぎょう、英文名称Nichiro-Kogyo Co.,Ltd.)は、かつて存在した日本の工業機器メーカー。

梱包機器などの製造を主力としており、かつてはマルハニチロホールディングス子会社だった。新聞・印刷関係の梱包機器では高いシェアを持ち、同社の新聞発送ラインシステムは、日本国内外の新聞社に採用されていた。

近年は下記の製品需要減少も重なり、2010年10月にマルハニチロホールディングスは近年の合併による事業再構築の一環で、保有株式を同業者のストラパックに譲渡した。ストラパック側は、両社の経営統合を視野に入れ、経営資源の「選択と集中」を図り大幅な事業体制の見直しを行うと表明した。2012年10月にストラパックに吸収合併された。

主な製品

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  • 自動梱包機・結束機
  • 紙枚数計数機
  • 梱包発送ラインシステム
  • ドライアイスを利用した洗浄機
  • 新聞印刷工場向けの、部数計数仕訳機・梱包機・ちらし挿入装置などの発送ラインシステム

沿革

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  • 1950年昭和25年)1月 - 日魯漁業株式会社(現・株式会社マルハニチロ)の造船・造機部門を分社化し、函館市に日新造船工機株式会社設立。木箱に釘を打ち込む装置のメンテナンスなどで、梱包に関連する事業を開始。
  • 1961年(昭和36年)6月 - 横浜市神奈川区菅田町に横浜工場新設。日魯工業株式会社に商号(社名)変更[1]
  • 1963年(昭和38年)3月 - 本社を函館市から東京都中央区に移転。紙バンド用自動梱包機の製造販売開始。
  • 1965年(昭和40年)
  • 7月 - 造船部門を分離し独立。ポリプロピレンバンド用自動梱包機を開発。
  • 10月 - 本社を東京都から横浜工場に移転。
  • 1990年平成2年)3月 - 「日魯工業株式会社」から「ニチロ工業株式会社」に商号(社名)変更。
  • 2010年平成22年)9月 - 親会社だった「マルハニチロホールディングス」は、同じく梱包機械の製造を手がけるストラパック(本社:東京都中央区銀座、1960年設立)に保有株式を売却すると発表した[2]
  • 2012年(平成24年)6月 - 10月1日付でストラパックが吸収合併することを発表した[3]

参考文献

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脚注

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  1. ^ 函館市史 通説編第4巻 pp.456-458
  2. ^ 子会社の異動(譲渡)に関するお知らせ (PDF) - 株式会社マルハニチロホールディングス 平成22年9月27日
  3. ^ 合併に関するお知らせ (PDF) - ストラパック株式会社他 2012年6月28日

外部リンク

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