ニッキーフーズ
ニッキーフーズ本社が入居する日清食品ホールディングス大阪本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1号 日清食品ホールディングス大阪本社ビル5階[1] |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2120001050303 |
事業内容 | 麺類、中華点心、冷凍食品、惣菜、菓子など食品の製造販売[1] |
代表者 | 代表取締役社長 上和田公彦[1] |
資本金 | 6,000万円[1] |
売上高 |
158億円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
4億1,865万7,000円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
30億1,346万2,000円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
85億6,060万1,000円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 297名(パート社員含む)[1] |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | 日清食品冷凍株式会社 (100%)[1] |
外部リンク | https://nickyfoods.co.jp/ |
株式会社ニッキーフーズは、大阪府大阪市淀川区に本社を置く[3]、日清食品グループの食品メーカー[1]。日清食品冷凍の完全子会社[1]。
餃子・焼売・ワンタンの皮を主とした食材や麺類、一般市販品のほか業務用食品、親会社の日清食品冷凍ブランドの冷凍食品、日本生活協同組合連合会などのプライベートブランド商品を製造・販売する。
1965年(昭和40年)5月、株式会社大阪ワンタン本舗として設立[1](なお、社名が類似する東京ワンタン本舗とは資本関係はない)。1989年4月、株式会社ニッキーフーズへ商号変更[1]。2008年6月、日清食品株式会社の全額出資による完全子会社化[1]。2008年10月、日清食品が持株会社制に移行し日清食品ホールディングスが発足する際に、親会社が日清食品冷凍に変更された[1]。
概要
[編集]1965年5月に株式会社大阪ワンタン本舗として設立[1]、1975年5月に大阪市西淀川区姫島に本社新社屋が竣工[1]。1980年代には、1983年から1988年にかけて、大阪府泉佐野市に3つの工場を設置[1]。1989年4月、現社名の株式会社ニッキーフーズに商号変更した[1]。
1992年1月には東京営業所を開設(2002年に東京支店へ昇格)[1]、翌1993年11月には西淀川区佃に竣工した本社新社屋へ移転[1]。さらに2002年6月には西淀川区千舟に竣工した新本社社屋へ移転した[1]。
また1993年からは中華人民共和国に進出を開始、現地との合弁会社を設立し、以降もニッキーフーズ完全出資による中国現地法人を立ち上げた。
2008年6月に日清食品の100%子会社となり[1]、同年10月には日清食品の持株会社制への移行に伴い、日清食品冷凍の100%子会社となる[1]。2012年3月には、本社も淀川区西中島の日清食品ホールディングス大阪本社ビル内へ移転した[1]。
2010年代以降には、2010年7月に東京屋食品株式会社を吸収合併してニッキーフーズ富田林工場とし、製造拠点を泉佐野市と富田林市の2拠点化した[1]。2018年3月には、東京支店を東京都千代田区岩本町へ移転した[1]。2022年5月11日には公式ウェブサイトをリニューアルした。
事業所
[編集]- 本社:大阪府大阪市淀川区西中島4-1-1 日清食品ホールディングス大阪本社ビル5階[1]
- 東京支店:東京都千代田区岩本町3-5-8 岩本町シティプラザビル4階[1]
- 泉佐野工場:大阪府泉佐野市住吉町28-13[1]
- 富田林工場:大阪府富田林市中野町東2-5-39[1]
事件・不祥事
[編集]冷凍たこ焼きの異物混入
[編集]- 2022年7月5日、日清食品冷凍は同社ブランドの冷凍たこ焼きに、異物が混入していると消費者から指摘を受け[4]、該当品がニッキーフーズ泉佐野工場で製造した商品であることが判明し、同工場の製造ラインを一時停止するとともに、商品を自主回収すると発表した[5]。日清食品冷凍の調査によれば、異物はたこ焼きを焼く過程でプレートから剥離したアルミニウムの金属片であるとされた[4]。回収の対象は、ニッキーフーズ泉佐野工場で製造された冷凍たこ焼き6種類(うち1種はユニーグループのプライベートブランド「スタイルワン (Style One) 」)のうち[5]、賞味期限が2022年6月4日 - 2023年6月28日の全商品(製造日は2021年6月4日 - 2022年6月28日)[5]。回収対象の冷凍たこ焼きは414万袋に及ぶが[4]、商品が冷凍食品であることから、回収は購入者からの連絡を受けて担当者が直接行って商品を回収し、商品代金相当のQUOカードを後日送付するとした[4][5]。
富田林工場での死亡事故
[編集]- 2023年12月1日、ニッキーフーズ富田林工場で、60歳の男性従業員が冷凍麺の原料を混合する機械を清掃中に、機械本体とフロントカバーの間に体が挟まれ、死亡する事故が発生した[6]。付近にいた別の従業員が、男性が機械に挟まれたことに気づき、機械を緊急停止させ119番通報し、男性従業員は富田林市消防本部により病院へ救急搬送されたものの、後に死亡が確認された[6]。ニッキーフーズおよび親会社の日清食品冷凍は、同年12月4日付でこの死亡事故についてお詫びのプレスリリースを出し[7][8]、事故原因については富田林警察署と大阪労働局羽曳野労働基準監督署により調査を進めるとし[7][8][9]、ニッキーフーズは調査に全面的に協力し原因究明と再発防止に全力で取り組むことを表明した[7]。また日清食品冷凍も「グループ会社の労働安全管理をいっそう強化する」と表明した[8][9]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 会社情報 株式会社ニッキーフーズ、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c 株式会社ニッキーフーズ 第64期決算公告
- ^ 株式会社ニッキーフーズの情報 国税庁法人番号公表サイト、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c d 冷凍たこ焼き414万袋回収 購入者から「異物混入」 テレ朝news、テレビ朝日、2022年7月5日、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c d お知らせ 日清食品冷凍 冷凍たこ焼の回収に関するお詫びとお知らせ 日清食品グループサイト、2022年7月5日、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b 「冷凍めんの機械の清掃作業中に挟まれ男性社員が死亡…日清食品冷凍グループ会社の工場 事故原因など警察と労基署が調査」MBSニュース、毎日放送、2023年12月04日、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c 弊社工場における従業員の死亡事故について 株式会社ニッキーフーズ プレスリリース、2023年12月4日、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c 日清食品冷凍 当社グループ会社の工場における従業員の死亡事故について (PDF) 日清食品グループサイト プレスリリース、2023年12月4日、2024年12月2日閲覧。
- ^ a b お知らせ 日清食品冷凍 当社グループ会社の工場における従業員の死亡事故について 日清食品グループサイト、2023年12月4日、2024年12月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社ニッキーフーズ
- 日清食品グループについて - 日清食品グループサイト