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ニック・ヒース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニック・ヒース
Nick Heath
ロングアイランド・ダックス
AAA級オマハ・ストームチェイサーズ時代
(2019年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カンザス州ギアリー郡ジャンクションシティ英語版
生年月日 (1993-11-27) 1993年11月27日(31歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2016年 MLBドラフト16巡目
初出場 2020年7月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ニコラス・ヒースNicholas Heath, 1993年11月27日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州ギアリー郡ジャンクションシティ英語版出身のプロ野球選手 (外野手) 。左投左打。アメリカ独立リーグアトランティックリーグロングアイランド・ダックス所属。

経歴

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プロ入りとロイヤルズ時代

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2016年MLBドラフト16巡目(全体493位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版でプロデビュー。62試合に出場して打率.291、2本塁打、28打点、36盗塁を記録した[2]

2017年はルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズ英語版、A級レキシントン・レジェンズ、A+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、3チーム合計で66試合に出場して打率.253、1本塁打、16打点、25盗塁を記録した。

2018年はA+級ウィルミントンとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2チーム合計で90試合に出場して打率.274、2本塁打、27打点、39盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグサプライズ・サグアロス英語版でもプレーした[3]

2019年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2チーム合計で105試合に出場して打率.255、8本塁打、36打点、60盗塁を記録した[4]。シーズン後に40人枠に登録された[5]

2020年7月30日にメジャーデビューを果たした。

2021年4月14日にDFAとなった[6]

ダイヤモンドバックス時代

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2021年4月17日にエドゥアルド・ヘレーラとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]。5月14日にアズドルバル・カブレラの10日間の故障者リスト入りに伴い、メジャーに昇格した[8]。7月10日にDFAとなり[9]、14日にマイナー契約で傘下のAAA級リノ・エーシズへ配属された[10]

2022年もAAA級リノで開幕を迎えたが、7試合に出場して打率.207という成績に終わり、4月23日に自由契約となった[11]

独立リーグ時代

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2022年6月にアトランティックリーグチャールストン・ダーティーバーズに入団。77試合に出場し、打率.238、4本塁打、33打点、42盗塁の成績を残した。この年限りで退団。

2023年3月にアメリカン・アソシエーションシカゴ・ドックス英語版と契約した[12]。この年は68試合に出場し、打率.241、4本塁打、34打点、30盗塁を記録した。シーズン終了後に退団した。

2024年3月28日にアトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約した[13]

人物

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母親のキンバリー・ミレソンはカンザス州立大学で陸上選手として活躍し、オリンピックのアメリカ代表選考会にも参加した[14]

2020年6月にヒースの母校のノースウェスタン州立大学英語版は「ニック・ヒース奨学金」を創設。毎年5歳から13歳までの野球をしている子供3人が対象となり、大学主催の野球キャンプへの参加費が賄われる。またヒース自身も対象者にバットとグラブを寄付することを発表している[15]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2020 KC 15 18 13 2 2 1 0 0 3 3 2 2 1 0 2 0 1 6 0 .154 .313 .231 .543
2021 ARI 20 39 35 3 5 1 0 0 6 1 0 2 0 0 4 1 0 15 0 .143 .231 .171 .402
MLB:2年 35 57 48 5 7 2 0 0 9 4 2 4 1 0 6 1 1 21 0 .146 .255 .188 .442
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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左翼(LF) 中堅(CF)
























2020 KC 1 1 0 0 0 1.000 6 6 0 0 0 1.000
MLB 1 1 0 0 0 1.000 6 6 0 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 0(2020年)
  • 9(2021年)

脚注

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  1. ^ Thompson, Luke. “Two Demons taken in first 20 rounds of MLB Draft” (英語). The Times. 2020年9月13日閲覧。
  2. ^ Former Demon Nick Heath honored by Royals organization” (英語). Northwestern State University Athletics. 2020年9月13日閲覧。
  3. ^ Kappel, Nick (2018年12月11日). “Nick Heath Named to AFL Top Prospects Team” (英語). Medium. 2020年9月13日閲覧。
  4. ^ Bubic, Lee lead prosperous Royals ranks” (英語). MiLB.com. 2020年9月13日閲覧。
  5. ^ Nov 20, A. P. (2019年11月20日). “Royals add four players to 40-man roster; Bonifacio, Dini among four DFA'd” (英語). FOX Sports. 2020年9月13日閲覧。
  6. ^ Royals Designate Nick Heath For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月16日閲覧。
  7. ^ Diamondbacks Acquire Nick Heath” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月18日閲覧。
  8. ^ Steve Gilbert (May 15, 2021). “Cabrera goes on IL; D-backs' rotation in flux” (英語). MLB.com. May 17, 2021閲覧。
  9. ^ Diamondbacks Reinstate Kole Calhoun From Injured List, Designate Nick Heath” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月10日閲覧。
  10. ^ Steve Adams (2021年7月14日). “D-backs Outright Nick Heath” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月15日閲覧。
  11. ^ MLB公式プロフィール参照。2023年3月18日閲覧。
  12. ^ 2023 Transactions”. American Association of Professional Baseball. 2023年3月18日閲覧。
  13. ^ DUCKS INK FORMER MAJOR LEAGUER NICK HEATH”. The Long Island Ducks (2024年3月28日). 2024年4月26日閲覧。
  14. ^ Here are 10 interesting 40-man roster additions” (英語). MLB.com. 2020年9月13日閲覧。
  15. ^ Rhodes Properties establishes Nick Heath Minority Scholarship for youth camp” (英語). Northwestern State University Athletics. 2020年9月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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