ニワナズナ属
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(ニワナズナから転送)
ニワナズナ属 | ||||||||||||||||||
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ニワナズナ
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Lobularia Desv. | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
ニワナズナ属(庭薺属、学名:Lobularia)は、アブラナ科の植物である。かつてはミヤマナズナ属(Alyssum)に分類されていた。
マカロネシアと地中海沿岸に4、5種が分布する。一年草で、草丈は10〜40cm。葉は長楕円形で、花弁の色は白い。
主な種
[編集]- Lobularia canariensis
- Lobularia libyca
- Lobularia intermedia (シノニム L. canariensis subsp. intermedia)
- Lobularia marginata (シノニム L. canariensis subsp. marginata)
- ニワナズナ Lobularia maritima
ニワナズナ
[編集]最も有名な種はニワナズナ(英 Sweet alyssum)である。種小名に「海の近く」とあるように、東ヨーロッパから西アジアの海岸沿いの温暖な地方に分布する。
耐寒性または半耐寒性の一年草である。草丈15cmくらいで、地際からよく分枝して、マット状に広がる。葉は非常に細い。花は暖地の秋まきで4月頃、寒地で春播きすると夏に咲く。花径は3mmくらいで、花色に白・薄いピンク・藤色などがあり、強い香りがある。「ニワナズナ」という和名があるがほとんど使われず、アリッサムまたは英名のままスイートアリッサムと呼ばれることが多い。
栽培
[編集]種まきは暖地では10月上旬、寒地は4月下旬から5月上旬がよい。微細種子なので、タネは浅鉢にまき、受け皿から吸水するようにする。しかし、発芽はよく、苗にしてしまえば比較的丈夫である。水はけと日当たりの良いところを好む。花壇・鉢植え、ロックガーデンに向く。