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ヌリア・パリサス・ディアス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヌリア・パリサス・ディアス
Nuria Párrizas Díaz
基本情報
フルネーム Nuria Párrizas Díaz
国籍 スペインの旗 スペイン
出身地 アンダルシア州グラナダ県グラナダ
生年月日 (1991-07-15) 1991年7月15日(33歳)
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
ツアー通算 2勝
シングルス 2勝
生涯獲得賞金 1,859,675 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2022)
全仏 予選3回戦(2021)
全英 予選3回戦(2021)
全米 1回戦(2021)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2022)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 45位(2022年3月7日)
ダブルス 321位(2022年3月7日)
2022年3月7日現在

ヌリア・パリサス・ディアススペイン語: Nuria Párrizas Díaz, 1991年7月15日 - )は、スペイングラナダ出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス2勝を挙げている。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング最高位はシングルス45位、ダブルス321位。

経歴

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1991年にアンダルシア州グラナダに生まれた。6歳の時にテニスを始め、14歳までは地元で練習した。14歳の時、アンダルシアテニス連盟からセビリアの施設で練習するための奨学金を受け、同世代を競うスペイン中の大会に出場した。

16歳の時、スペイン国内外のフューチャーズツアーに出場し始めた。イスパノ・フランセス・アカデミーがあるカタルーニャ州バルセロナに転居した。専門的指導が不足していたことから、バルセロナからグラナダに戻って練習とITFツアーへの参加を続けた。22歳の時にはイタリアに渡ったが、世界ランキングで300位以内に入った時に深刻な肩の負傷に見舞われた。24歳の時に医師から現役引退を提案され、負傷から回復はしたものの、スポンサーなしにプロ選手として生きる道を模索した。

2017年にスペインに帰国すると、12のITF大会で優勝し、スペイン、イタリア、ドイツのクラブリーグでもプレーした。2019年にはバレンシアに戻り、ITFツアーで2度優勝して世界ランキング200位以内に近づいた。2020年1月には2020年全豪オープンの予選に出場し、初めてグランドスラムを経験した。

2021年4月にはWTAツアーのクラロ・コルサニータス・カップに出場し、予選を勝ち上がって初めてWTAツアーの本選に出場した[1]。本選では1回戦と2回戦に勝利し、3回戦でビクトリア・トモバ英語版に敗れた。

7月にはWTA 125Kシリーズスウェーデン・オープンに出場し、決勝でオリガ・ゴボツォワ(ベラルーシ)を破って優勝した[2]。この結果、世界ランキングは自己最高の108位となった。8月にはITFツアーのKoser Jewelers Tennis Challengeで優勝し[3]、世界ランキングが96位となって初めてトップ100に入った。

8月には2021年全米オープンに出場し、初めてグランドスラムの本選に出場することになった。1回戦でヴァーヴァラ・グラチェヴァ英語版(ロシア)に敗れた[4]

2022年全豪オープンでは、1回戦でラッキールーザーのイリナ・バラ英語版(ルーマニア)に勝利し、マリナ・ザネフスカ英語版(ウクライナ)に勝利した。3回戦では21シードのジェシカ・ペグラに敗れたが、グランドスラムで初めて3回戦に進出した。2022年2月7日には初めて世界ランキングで50位以内に入った。

WTAツアー決勝進出結果

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シングルス: 2回(2勝0敗)

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結果 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 2021年7月 スウェーデン・オープン クレー ベラルーシの旗 オリガ・ゴボツォワ 6–2, 6–2
優勝 2021年9月 コロンバス・チャレンジャー英語版 ハード 中華人民共和国の旗 ワン・シンユー英語版 7–6(7–2), 6–3

ダブルス: 1回(0勝1敗)

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結果 決勝日 大会 サーフェス ペア相手 対戦相手 スコア
準優勝 2021年9月 コロンバス・チャレンジャー英語版 ハード スロベニアの旗 ダリア・ジャクポビック英語版 中華人民共和国の旗 ワン・シンユー英語版
中華人民共和国の旗 鄭賽賽
1–6, 1–6


脚注

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  1. ^ Nuria Parrizas-Diaz gets the place for the next phase after winning in the previous qualifying round”. En Cancha (2021年4月4日). 2022年3月3日閲覧。
  2. ^ Parrizas Diaz claims career-best title at Bastad 125”. WTA (2021年7月10日). 2022年3月3日閲覧。
  3. ^ Parrizas-Diaz's Resurgence Continues as Spaniard Conquers Landisville”. ITF (2021年8月16日). 2022年3月3日閲覧。
  4. ^ Introducing the 2021 US Open's Grand Slam debutantes”. WTA (2021年8月28日). 2022年3月3日閲覧。

外部リンク

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