ネズミシメジ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Tricholoma virgatum (Fr. : Fr.) Kummer. |
ネズミシメジ（ねずみしめじ、学名Tricholoma virgatum）は、キシメジ科キシメジ属のキノコ。
概要
[編集]秋にモミ、アカマツ、ツガなどの針葉樹林に発生する[1]。ブナ林に発生することもある。発生場所からシモフリシメジと混同されることがあるが、ネズミシメジは有毒であり食用とはならない[2]。
傘の表面はネズミ色で、黒みがかった放射状繊維紋がある。傘は、小～中型[2]。はじめ円錐型、成長すると開くが中央部は突出した形状が維持される。傘の裏のヒダは、はじめ白色、成長すると灰白色で湾生。柄は白色[1]。上下同大である事が多いが、基部がやや太くなることがある。
中毒
[編集]独特の苦み、辛みがあるとされる[2]。嘔吐、下痢、脱水症状など胃腸系の中毒を起こす。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 長沢栄史監修 安藤洋子ほか著『日本の毒きのこ』 学習研究社、2003年 ISBN 4054018823
- 本郷次雄監修 幼菌の会編 『カラー版 きのこ図鑑』 家の光協会、2001年 ISBN 4259539671
- 前川二太郎監修 トマス･レソェ著 『世界きのこ図鑑』 新樹社、2005年 ISBN 4787585401
- 小宮山勝司著 『きのこ大図鑑』 永岡書店、2008年 ISBN 9784522423981
- 今関六也ほか編 『日本のきのこ』 山と渓谷社、1988年 ISBN 4635090205
関連項目
[編集]- シモフリシメジ - 本種と類似する。