ネレイデ (潜水艦・初代)
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このページ名「ネレイデ (潜水艦・初代)」は暫定的なものです。(2009年5月) |
ネレイデ (Nereide) はイタリア海軍の潜水艦。Nautilus級。
艦歴
[編集]ヴェネツィア海軍工廠で1911年8月1日に起工。1913年7月12日進水。1913年12月20日竣工。就役日は不明。
イタリアは第一次世界大戦に参戦後、アドリア海中央部のペラゴサ島を占領した。その後、ペラゴサ島周辺では「ネレイデ」を含むイタリアやフランスの潜水艦が哨戒にあたっていた[1]。1915年7月24日、そのような任務に就いていた「ネレイデ」はフランス駆逐艦「Magon」を雷撃してしまったが、魚雷は外れた[2]。ペラゴサ島周辺の潜水艦の存在はオーストリア=ハンガリー帝国も知るところであり、8月4日に潜水艦「U5」(ゲオルク・フォン・トラップ艦長)がリッサ島からペラゴサ島へ向かった[3]。翌日、島の南に停泊していた「ネレイデ」を発見した「U5」は魚雷2本を発射[4]。うち1本が命中し、「ネレイデ」は沈没した[5]。「ネレイデ」は「U5」に対して魚雷1本を発射したともいわれるが、「ネレイデ」は後に引き上げられており、その魚雷はすべて発射管内に残っていた[5]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Zvonimir Freivogel, The Great War in the Adriatic Sea 1914-1918, Despot Infinitus, 2019, ISBN 978-953-8218-40-8