ノビタキ
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ノビタキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Saxicola torquata (Linnaeus, 1766) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ノビタキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Siberian Stonechat |
ノビタキ(野鶲、学名:Saxicola torquata)は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥である。
分布
[編集]ユーラシア大陸中部、西部で繁殖し、冬期は南方へ渡る。東南アジア、インド等では周年見ることができる。
日本では夏鳥として、本州中部以北に渡来し繁殖する。本州中部以南では春秋の渡りの時期に見られる。八重山諸島では少数が越冬している。
形態
[編集]体長約13cm。成鳥雄の夏羽は、頭部や喉、背中、翼、尾が黒く、頸の両側と腹部は白い。胸は橙色で腰は白く、翼に白斑がある。成鳥雌の夏羽は、上面が黄褐色で下面は淡い橙黄色、腹部はやや白みがかっている。腰は淡い橙色で、翼に白斑がある雄よりも小さい。冬羽では雄雌とも全身が橙黄色がかってくるが、雄の頭部や喉は黒褐色である。
生態
[編集]北海道では平地の草原、本州では高原に生息する。秋の渡りの時期は、平地でもよく観察される。
草の穂先や灌木などにとまっては移動を繰り返しながら、主に昆虫類を捕食する。
「ヒーチュ ヒチー」、「チー ピーチョチー」などの声でさえずる。地鳴きは「ヒッ」、「ジャッ ジャッ」など。