ノリス・ホッパー
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ノースカロライナ州シェルビー |
生年月日 | 1979年3月24日(45歳) |
身長 体重 |
5' 10" =約177.8 cm 210 lb =約95.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手(中堅手) |
プロ入り | 1998年 ドラフト8巡目(全体227位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名 |
初出場 | 2006年8月20日 |
年俸 | 402,500ドル(2008年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ノリス・ホッパー(Norris Stephen Hopper , 1979年3月24日 - )は、MLBの選手。ポジションは外野手(中堅手)。右投右打。アメリカ合衆国・ノースカロライナ州シェルビー出身。
経歴
[編集]高校時代は野球に加えてアメリカンフットボールもプレーしており、クォーターバックを務めていた。1998年6月2日、カンザスシティ・ロイヤルズから8巡目(227位)でドラフト指名を受け、即日契約成立の運びとなりプロ入り。この年からマイナーリーグ(ルーキー級)でプレーを始める(40試合出場)。
入団後7年間はマイナー暮らしに明け暮れ、プロ8年目の2005年1月10日、メジャー・デビューを果たせぬままシンシナティ・レッズに移籍。AA級で116試合 ・ 打率.310 ・ 出塁率.354 ・ 25盗塁の好成績を挙げる。特に4月22日から5月18日にかけては21試合連続安打(87打数36安打、打率.414 ・ 1本塁打 ・ 10打点)をマークし[1]、5月1日にはプレーヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞。7月13日、サザン・リーグのオールスターに出場[1]。
移籍2年目の2006年、AA・AAA級合計で111試合 ・ 打率.340 ・ 出塁率.376 ・ 28盗塁と着実に成長を続け、8月20日には9年目にしてメジャー・デビューを果たす。八回の裏、代打として登場し、レフト前に初安打を放った。わずか21試合の出場(39打数)に留まったが、.359と言う高打率をマークし、来期に望みを繋いだ。また、8月29日にはインターナショナルリーグのオールスターに、外野手部門最多得票を得た上で出場している。シーズン終了後、AAA級ルイビル内のMVPを受賞[1]。
メジャー2年目の2007年は、スプリング・トレーニング中の3月19日に右カカト負傷により故障者リスト入りしたが、4月18日には復帰を果たす[2]。一番打者・中堅手のライアン・フリールが故障、長期離脱したこともあって出番が大幅に増え、好成績も伴い、飛躍のシーズンとなった。特にバント安打18本 ・ 内野安打20本[2]などスピードを存分に発揮、右打者ながら全安打の四割近くが内野安打であった。
2008年はコーリー・パターソンとジェリー・ヘアストン・ジュニアの加入、ジェイ・ブルースの台頭によって出場機会が限られたものになり、4月23日には右ヒジを負傷し、故障者リスト入り。6月18日、55試合ぶりに復帰を果たしたが、7月4日には右ヒジ手術のため再び故障者リスト入り[3]。
選手としての特徴
[編集]コンタクトとスピードを武器とする内野安打メーカー。三振が少なく[4]、ゴロを打つ意識が強く[5]、バント安打も多い。特に左投手をカモにし[6]、代打・代走としても活躍する、自分の特長と役割を良くわきまえた野球IQの高い好選手。外野なら全てのポジションをスマートにこなせるだけの守備力もある。反面、盗塁に関しては更なるスキル・アップが必要で、パワーレス[7]のため相手バッテリーに威圧感を与えることが出来ず、対右投手も今一つ。ゆえにレギュラーに定着出来ず、「第四の外野手」の地位に甘んじている[3][8][9]。1999年までは内野手(二塁手)であったが、2000年から外野手にコンバート。
マイナー10年間の通算成績は、打率.289 ・ 出塁率.343 ・ OPS.678 ・ 192盗塁(成功率76パーセント)。
年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2006 | CIN | 21 | 47 | 39 | 6 | 14 | 1 | 0 | 1 | 18 | 5 | 2 | 2 | 1 | 1 | 6 | 0 | 0 | 4 | 1 | .359 | .435 | .462 | .897 |
2007 | 121 | 335 | 307 | 51 | 101 | 14 | 2 | 0 | 119 | 14 | 14 | 6 | 6 | 1 | 20 | 1 | 1 | 33 | 8 | .329 | .371 | .388 | .759 | |
2008 | 26 | 58 | 50 | 3 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 | 1 | 6 | 0 | .200 | .286 | .200 | .486 | |
通算:3年 | 168 | 440 | 396 | 60 | 125 | 15 | 2 | 1 | 147 | 20 | 17 | 8 | 9 | 2 | 31 | 1 | 2 | 43 | 9 | .316 | .367 | .371 | .738 |
- 2008年度シーズン終了時
脚注
[編集]- ^ a b c “Highlights:2005,2006 . Awards/Honors:” (英語). MiLB.com. 2008年3月11日閲覧。
- ^ a b “2007 Career Highlights:” (英語). reds.com. 2008年9月16日閲覧。
- ^ a b “Norris Hopper - Scouting Report , Transactions / Injuries / Suspensions” (英語). sportsnet.ca. 2008年3月11日閲覧。
- ^ “Norris Hopper ≫ Graphs ≫ K% ≫ Batting” (英語). FanGraphs. 2008年9月16日閲覧。
- ^ “Norris Hopper ≫ Graphs ≫ GB/FB/LD ≫ Batting” (英語). FanGraphs. 2008年9月16日閲覧。
- ^ “Norris Hopper ≫ Graphs ≫ Lefty/Righty ≫ AVG ≫ Batting” (英語). FanGraphs. 2008年9月16日閲覧。
- ^ “Norris Hopper ≫ Graphs ≫ ISO ≫ Batting” (英語). FanGraphs. 2008年9月16日閲覧。
- ^ “Norris Hopper - PECOTA” (英語). baseball prospectus.com. 2008年3月11日閲覧。
- ^ 「2008 MLB 30球団スカウティング・レポート - シンシナティ・レッズ」『ウェルカム・メジャーリーグ 2008』白夜書房〈白夜ムック 315〉、194-197頁頁。ISBN 978-4861913983。