ノート:さらなる研究が必要である
この記事にはさらなる検証が必要です
[編集]「文化事象」節の「ブログの「コレクティヴ・アンカンシャス」〔集団的無意識〕には、『サイエンス』誌で「さらなる研究は、まったく、どこでも、いつまでも不要である」と結論している論文が掲載されたことが報告された」の部分ですが、個人ブログを出典として利用すること自体が信頼性の点で好ましくない上に、このブログには、その論文はサイエンスの何号の何ページに何と言うタイトルで発表されたのか、という肝心の書誌情報がまったく書かれていません。さらに、どの分野の論文なのかということもはっきりしない文になっています。 そもそもこの種のニュースに言及する場合は、書誌情報を明らかにするのは常識ですが、それが書いてないということ自体、このブログは信頼性がない、ということを自ら語っているようなものです。
とりあえず、その論文の書誌情報(できれば論文自体)を探してみました。私の環境では、残念ながら肝心のScience 誌公式サイトの検索がエラーになってしまって利用できないので、調べ尽くしたとは言えないのですが、一応、その論文の Lead author とされている"Sara Jackson"の名前と"Science"や"No further research is needed"などのキーワードを組み合わせていろいろ検索してみました。しかし、(このブログやWikipedia記事からの引用を除いて)それらしい論文の情報を見つけることはできませんでした(タイトルに"No further research needed"という言葉が入った論文[1]を見つけましたが、これは当該のブログで話題にしている論文とは無関係なものでしょう)。そもそも、このブログに書かれているように、その論文がそれだけ大騒ぎになったのなら、他のニュースやブログ等でも取り上げられていてもおかしくないはずですが、それが見つからないということは、このブログの内容は虚偽とまでは言わないにしてもかなり疑わしいと言わざるを得ません。
よって、この部分は出典ごと除去しました。該当する論文の情報を発見されたら(その書誌情報とともに)再加筆されても構いませんが、その場合でも、当ブログは上述のように信頼性に問題があり過ぎるので出典としては絶対に利用すべきではありません。
- ^ James C. Coynea, Eric van Sonderena (2012). “No further research needed: Abandoning the Hospital and Anxiety Depression Scale (HADS)” (PDF). Journal of Psychosomatic Research (72): 173–174 2019年6月9日閲覧。.